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悪魔と天使の誕生日☆17
*** 遊・side ***
うーん・・
僕は、薫さんからもらった誕生日プレゼントを前に、1人 もの思いに耽っていた。
プレゼントを受け取った時は、すごくすごく嬉しかったのに・・・・中身を見て、僕は・・・・
『はあ・・・・・』
ケーキといい、何で こんな変なものを くれるかなぁ。
1番 ビックリしたのは、やたらリアルな・・・バ、バイブ///?
( 口に出すのも恥ずかしい・・・///!)
ってヤツだったけど・・・・
このイボイボのついた ローター////も、
なんというか・・・・////
『はあ・・・・・』
とてもじゃないけど、使おうって気にならないんだけど。
なんというか・・・経験の浅い僕ら向けじゃないよね・・・・ハードル高いよ・・・。
興味がないって訳ではないんだけどさ。
晃くんも、好きそうだなって思ったし。
『はあぁ・・・・』
っていうかさ・・・
最近の僕って・・・、
なんだか感じすぎじゃない///?
こんなに感じて大丈夫なのかなぁ?
って ちょっと心配になってしまう・・・
晃くんに呆れられてないかなぁ・・・
厭らしいって思われてないかなぁ・・・
昨日だって あんなに・・・・・・・
『・・・・ああ・・・っ!』
うわーっ///!うわわーっ///!
思い出したら 恥ずかしい・・・っ///////!
だけど、触られたら
気持ちよくって
気持ちよくって
自分じゃ 止められなくって
どうしようもなくって・・・
でも、気持ちよすぎて・・・怖くなる時もある。
だって・・・・
だって!
このまま、どんどん ものすごーくエッチな体になったら・・・どうしようっっ!
♪♪♪♪♪♪
あ、電話だ。
スマホを取って、画面を見ると
『あ、薫さん・・・。もしもし?』
「よー、遊。元気か?」
『・・・・元気ですよ?なんで?』
「いや~?晃のヤツが 今日、ウザいくらい 機嫌いいからさ。お前が 寝込んでるんじゃねーかなーって心配になってな?」
『・・・・・・・・・////』
「はははっ!図星だな」
そりゃあ・・・昨日 激しすぎて
確かに寝込んでるけど・・・・///
あ。
晃くん、機嫌いいんだぁ・・・ふふっ
『おい、遊。まだ用は済んでねぇぞー』
嬉しくて クスクス笑っていると、薫さんの不機嫌そうな声が聞こえてくる。
『あ・・・まだ何かあるの?』
「おー。・・・どうだった?」
『・・・は?』
「使ったんだろ?お・も・ちゃ ♪ 」
『・・・っ////・・つ、使ってない』
「じゃあ、ゴムか」
『・・・・・・っ////!』
ちょ・・・///
なんで分かるの・・・!?
「はははっ!図星だな」
『・・・・/// あのねぇ!』
「気持ちよかったろ?」
『・・・答えませんっ////!』
もう!
何を聞こうとしてるんだか・・///!
晃くんの言ってたとおり・・・
ドSな悪魔だよねぇ
「ふーん。ま、いいけど。使ったら
ちゃんと報告しろよ?」
『あの・・・薫さん?・・・・前から思ってたんだけど、なんで報告しなきゃ いけないの?』
「ああ?面白いからに決まってんだろーが」
『・・・・・・・・・・』
それ、僕( 当人 )に言う?
やっぱり・・・・・この人、
どうしようもない ドSな悪魔だっ・・///!
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