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悪魔と天使の誕生日☆おまけ②
『えっと・・・報告はしませんけど、
あの・・・遊にケーキとか・・・・・・・・プレゼントとか・・・ありがとうございました!』
『お前ら・・・・・』
突然、ブッと店長が吹き出す。
『?・・なんですか!』
せっかく不本意だけど お礼 言ってんのに・・!
『いや、2人しておんなじ事 言うんだな』
『・・・・・・・え?』
同じ?
遊も?
へ、へぇ・・・そうなんだ!
へへ。なんか、嬉しい・・・・///!
『という訳で!これをお前に授けよう!』
と、茶色の紙袋を渡してくる。
『・・・・・・・・・っ!!』
ちょ、ちょっと待て!
この紙袋・・・・!見たことあるんですけど?!
受け取って 恐る恐る中を見ると・・・また何個か箱が入ってるのが見える。
『なんですか・・・・これ?』
『ん?初心者用』
『・・・・・・////!!
いや、いらない!いらないですっ!』
『まー、遠慮すんな。俺の親心だから ♪ 』
『・・・・ちょ・・・っ///!!』
返そうと、紙袋を店長へと戻そうとするけど、
店長は ぐいぐい押し付けて、さっさと去っていってしまった。
だから、そんな親、いないって!
それ、親心じゃないからっ!
『はあ・・・・・』
遊に・・・・なんて言おうか・・・・・
早く帰りたいのに・・・・
紙袋を手に呆然と立ち尽くす俺なのだった。
*** おまけ・おわり ***
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