174 / 761

悪魔と天使の誕生日☆おまけ②

『えっと・・・報告はしませんけど、 あの・・・遊にケーキとか・・・・・・・・プレゼントとか・・・ありがとうございました!』 『お前ら・・・・・』 突然、ブッと店長が吹き出す。 『?・・なんですか!』 せっかく不本意だけど お礼 言ってんのに・・! 『いや、2人しておんなじ事 言うんだな』 『・・・・・・・え?』 同じ? 遊も? へ、へぇ・・・そうなんだ! へへ。なんか、嬉しい・・・・///! 『という訳で!これをお前に授けよう!』 と、茶色の紙袋を渡してくる。 『・・・・・・・・・っ!!』 ちょ、ちょっと待て! この紙袋・・・・!見たことあるんですけど?! 受け取って 恐る恐る中を見ると・・・また何個か箱が入ってるのが見える。 『なんですか・・・・これ?』 『ん?初心者用』 『・・・・・・////!! いや、いらない!いらないですっ!』 『まー、遠慮すんな。俺の親心だから ♪ 』 『・・・・ちょ・・・っ///!!』 返そうと、紙袋を店長へと戻そうとするけど、 店長は ぐいぐい押し付けて、さっさと去っていってしまった。 だから、そんな親、いないって! それ、親心じゃないからっ! 『はあ・・・・・』 遊に・・・・なんて言おうか・・・・・ 早く帰りたいのに・・・・ 紙袋を手に呆然と立ち尽くす俺なのだった。 *** おまけ・おわり ***

ともだちにシェアしよう!