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晃の受難☆6

☆☆☆ 『何やってんの・・・もう』 なんとか痛みが落ち着いて、事情を説明したら・・・遊に怒られた。 そして今、俺の股間は 保冷剤を巻いたタオルで 冷やされている。遊の手で。 『ぶつけたの、今日の夕方でしょ? まだ治った訳じゃないんだから おとなしくしてないとダメでしょ?』 『うぅ・・・はい・・・』 『今、晃くんがすることは、きちんと治すこと。 無理に触ったり・・・・その・・//// おっきくしたり・・とか考えなくていいの!』 『うん・・・・』 『体の方が、治ったって判断したら自然に元に戻るよ。心配しなくても大丈夫。ね?』 『うん・・・っ!』 遊・・・・・っ! 優しい・・・俺の天使・・・っ! めっちゃ情けない姿を見られて、恥ずかしくて情けなくて どうしようかと思ったけど・・・ 遊の優しさに、泣けてくる。 怒られて、嬉しい・・・なんて 弱ってんのかな、俺。 でも・・・・そうだよね・・・! 自然に・・・治るよね? さっきも ちょっと勃つ感じがしたし。 不能に なったんじゃないんだ! うん、大丈夫 大丈夫。 気にしないようにしよう。 自然に、自然に。 治ったら、いっぱい遊とエッチなこと しまくってやるんだっ! ****** ――― ―――― ―――――― そう、気合いを入れて・・3日は、元気だった。 4日を過ぎた頃から テンションが少しずつ下がってきて・・・今日で ちょうど 1週間。 あれから触ったりしてないから 分かんないけど・・・大丈夫かなぁ・・・? 朝勃ちも してないんだけど・・・ 大丈夫なのかなぁ? 段々、心配の方が大きくなってきた。 そろそろ触ってみても いいんじゃなかろうか・・・・・いや、まだ早い・・・・? キッチンに立つ遊の後ろ姿をじっと見つめる。 生活で変わったことと言えば、 エッチがなくなったこと。 イチャイチャが減ったこと。 そういえば、今日は・・・キスもしてない。 遊が遠く感じる・・・・・・ ここ2日間なんて、ソファーでは離れて座るわ、ベッドでも 入るなり背中を向けて寝ちゃうし・・・ 心配してくれてるし、普通に会話してるから、避けられてる訳じゃない。 でも・・・・ 寂しい・・・ すごく寂しい・・・・ 遊は・・・・・平気なの? 俺は・・寂しいよ・・・・っ!

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