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晃の受難☆24
*** 遊・side ***
あんなに“触ってほしい”・・って
思ってたのに・・・
いざ、そういう情況になると、
晃くんに無理させてしまうんじゃ・・・って、
焦ってしまう。
でも・・・、熱く見つめられて
「触りたい」なんて言われたら・・・
もう・・・ガマンなんて出来ない・・・・///
出来ないよ・・・////
最後の理性を振り絞って それを伝えた・・・のに、「我慢しなくていい」と 返す晃くん。
その一言で、完全にスイッチの入ってしまった。僕は 自分から手を伸ばして 晃くんを 抱き寄せて唇を合わせた。
ガマンしてた分、最初から本気のキス。
息が苦しいのか、離れようとする晃くんに
しがみつく。
離れないで・・・
もっと・・・もっと・・・キスしたい
もっと、もっと・・・もっと・・・////
僕の気持ちが通じたのか、晃くんが鼻から大きく息を吸って、激しく舌を絡められる。
舌が絡まって、上顎をくすぐられて、体が
ビクンビクンと勝手に跳ねる。
一気に アソコが、ジンジン焼けるみたいに熱くなって・・・・
『―――んっ!んん・・・っ!』
あ・・・っ!
う、うそ・・・っ!
イ、イっちゃう・・・・////っ!
直接、触られてもないのにキスだけで・・・
熱いものが 噴き出したのが分かった。
『・・・ふ・・っ・・・////』
気持ちよかった・・・・///
すごく すごく 気持ちよかった・・・////
『・・・・・・・っ・・・////』
でも・・・
でもね・・・?
どんなに気持ちよくっても・・・
僕1人だけなのは・・・
僕だけ 気持ちいいのは・・・
・・・・嫌だよ・・・
そう、思ってるのに
久しぶりの甘い余韻に動けない。
そうしてるうちに手早く服を脱がされた。
晃くんも続いて服を脱ぐ。
そのまま晃くんは・・・僕の下半身に顔を埋めて
さっき出したもので汚れたところを
舐めてキレイにしてくれて・・・////
今度は恥ずかしさで動けなくて・・・
そしたら、晃くんは 部屋の隅っこに置いてあった薫さんからのプレゼントの袋を手に戻ってきた。
その時に、ちらりと目に入った晃くんのモノが、反応してなくて・・・ちょっと寂しい気持ちになった。
けれど、そんな事を考えられたのは、そこまで。
ローションをまとった指が、僕の中に入ってきて出たり入ったりする。
『あっ、いくっ!いく!////あっ・・・ぁぁああっ!っあ―――!』
触れあう肌が気持ちよくて すぐに また イかされてしまった。
また、僕だけ・・・イっちゃった・・・////
もしかしたら晃くんは 僕だけでいいって
思ってるのかもしれない・・・・
でも、それは嫌・・・
晃くんにも・・
気持ちよくなって ほしい・・・
何かしなくちゃ・・・って思いが膨らんできて
僕は、気だるい体を起こして・・・・・
晃くんを押し倒した。
『今日は・・・僕が、晃くんを・・・
・・・・・抱いても・・・いい?』
なんて・・・
無意識に そんな言葉を口にして。
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