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晃の受難☆29
*** 晃・side ***
俺、志田 晃は・・・・
温かい湯船の中、じわじわ押し寄せる幸せを噛みしめていた。
――あー、よかった・・・!
マジで勃たなくなったかと思ったよぉぉ!
ホントに、よかった・・・っ!
遊のおかげ!
『ゆー、ありがと・・・』
俺にもたれ掛かっている遊に、感謝を込めて
お礼を言う。
『ん・・・・・』
そう言った後、遊の頭が コテンと俺の顎にぶつかってきた。
あれ?
『ゆー?』
あれ?
・・・寝てる?
『ゆー?寝てる?』
『・・・・・・・・・』
・・・・・返事が・・・ない。
ホントに寝ちゃったみたい・・・・
えーと・・・・・
どうしよう・・・
俺・・・
抱えられない・・・・
でも・・・
そろそろ出ないと 逆上せちゃう!
とにかく・・・起こさないと!
起こす・・・・
起こす・・・・?
どうやって?
うーん・・・・
あ、そうだ!!
にへへ~、イイこと 思いついちゃった♪
とりあえず、ずり落ちてお湯に浸からないように足の上に乗せて・・・( お湯の中では抱えられるのになぁ・・・くそぉ・・・)
両手で遊の乳首を、クリクリ触る。
摘まんで、引っぱって、押し潰して・・・
それを繰り返していると
『・・・ん・・・・・っ・・・・』
遊の口から吐息がもれた。
今度は少し強めに触ってみる。
『ふ・・あっ・・んんっ・・・・ん?
・・・、あ・・・やぁ・・ん・・・・・・////』
『ゆー、起きた?』
手は止めずに聞く。
『あっ・・・ん・・///お、起きた・・・ぁ・・・///』
俺の手の上に遊の手が重なる。
あ・・・、かわいい////
ヤバイな・・・///
また、したくなってきた・・・
いかん、いかんっ!
さすがに・・・これ以上は・・・!
『上がろ?逆上せちゃう』
『う・・・、うん・・・・・////』
湯船から出て、遊の手を引いて立たせて、
体を拭いて、パジャマを着せて。
水を飲もうと、キッチンに向かって、コンロに置いてあるフライパンや鍋を見たとき・・・まだ
夕食を食べてなかった事を思い出した。
そして、思い出した途端 お腹が空いてきた。
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