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晃の苦悩★7

新見さんは・・・格好いい 男らしくて、大人で・・・ もし・・・・ もしも・・・ 新見さんの傍に 晴臣さんがいなかったら・・ もしも・・・ 遊が・・・ 新見さんに惹かれちゃったりしたら・・? 俺・・・・・・ 俺・・・・・・ 絶対、敵わないじゃん! ───って、 いや、まぁ・・・ もちろん そんなことは・・ 現実には(絶対)ないんだけど ないんだけど・・・ うぅ・・・ あれこれ考え出したら・・・ 止まらなくなってしまった。 そして、 モヤモヤしていた理由は分かったものの・・・ こんな風に思ってるなんて 遊に言えるはずもなくて・・・・ 『あの・・俺…、先に寝る・・ね・・・』 心配そうに俺を見ている遊から・・・ 俺は逃げ出した。 ベッドに潜り込んで 布団をすっぽりかぶって目を閉じる・・・ と、また思考が負のスパイラルに入り込む。 ダ、ダメだ・・・! 頭の中が、ぐちゃぐちゃ・・ このままじゃホントにダメだ・・! もう考えるのやめっ!! いいじゃん、別に。 終わったことだし・・・ 遊は無事だったし・・・ 何も考えなくても・・・ ・・そう そうだよな・・・・! ・・・・・・・だけど だけどなぁ・・・ うーん・・・・ 思考が、堂々巡り・・・・ このモヤモヤは どうしたら なくなるのか・・・ 『・・・・・・・・・・』 うー・・・・! 分からーんっ! ぐるぐる考えていると 遊が部屋に入ってきたのが気配で分かった。 そっと滑り込むようにベッドに潜りこんだ遊は 背中を向けている俺の体を後ろから抱きしめてくれた。 ああ・・・ 心配してくれたんだなぁ・・・ やっぱり遊は優し・・・ 『─────っ!?』 ――と、お腹に回された遊の手が・・・ 何故かTシャツの下から這い上がってきて 素肌に触れた。 『・・・え・・・・//// ゆっ・・ゆー!?』 『晃くん・・・シよ?』 『・・・・・・・・・・・え/////?』 ───ええっ!? なんで? なんで? 何が起こってるんだ・・・っ!

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