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晴臣の試練☆13
トクン、トクン
英道の心臓の音・・・・・・
あ・・・・、ちょっと・・・早い?
英道も・・・
ドキドキしてくれてる・・・のかな・・?
『ハ~ル。そんなに くっついてたら
キス、出来ねーじゃん』
『・・・・・・////』
んな事、言われても・・・///
恥ずかしくて・・顔なんか上げられない・・・
『はぁ、とんだ恥ずかしがり屋さんだなー
お前は まったくもう・・・!』
『・・・・・って・・・・・・・・』
『ん?』
『・・だって・・仕方ないじゃん・・・!
お前といると・・ドキドキして・・・っ、
顔・・見れな・・・』
『────っ、お前・・・////、
・・・・・・・・はぁ・・・、もう、いいや・・・』
『────っ!・・・・えぇっ・・・?』
もう、いい・・・?
もう、いいって・・・なに?!
どうしよう・・・お、怒らせた?!
不安になって、パッと顔を上げる・・・と、
ふにっ
と、唇に柔らかいモノが触れた。
『!』
え?
今の・・・・
今のって・・・唇?
って事は・・・・
って事は・・・・?
今の・・・・は・・・キス・・?
キ、─────キス!?
『////////───っ!お、お、おま・・・っ///』
し、し、し、信じられない !!
『ふふん♪いただき♪』
英道が 悪ーい顔でニヤッと笑って、
自分の唇をペロリと舐めた。
『・・・・・・・・・・・////』
妙に色っぽい仕草に、思わず
ポーッと見とれてしま・・・・
・・・・はっ!
違う、違う!
そうじゃなくて・・・・!
キス・・・・
キスされた・・・っっ///!!
は、は、恥ずか・・・・
恥ずか死ぬ─────っっ////!!!
『は、離せっ!バカっ!あほっ///!』
俺は必死で抵抗を再開した。
『んー? イ・ヤ・だ♪』
『は・・・?はあ!?
バ、バカっ!もっ・・離せって・・・っ///!』
『ハール?あんまり、暴れると・・・後ろ・・・』
『え?後ろ・・・・?』
体をひねって、後ろを見ると・・・
そこにあったのは、寝室の必需品、
ベ、ベ、ベッド・・・・・・!
『───っっ//////!!』
『ハルが あんまりにも暴れたら、俺~
うーっかり押し倒しちゃうかもな~♪』
『──────っ!?』
コ、コイツ・・・・・ ////////////// !
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