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晴臣の試練☆16
───翌朝
『んん・・・・』
んー
なんだろ・・・・
すんごいあったかくて・・・
気持ちい・・・
起きるのが勿体ないくらいの気持ちよさ・・・
なんて、思ってたら
ドシッ!と、
足の辺りに重い何かが乗っかってきた。
『・・・うっ!な、なに・・・っ?』
後ろを見ると、英道のドアップ・・・
――って、何回目だよ!
・・・・つうか、俺・・コイツに
後ろから抱きつかれてるっ///!?
足まで絡まって
お尻になんか・・・硬いモノが
あたって・・・
硬い・・モノ・・・・?
・・・・・・・・
・・・・・・・・
──────っ!!!
『うぎゃ───────っっ//////!』
『うーん・・・うるさい・・・・』
『お、おまっ・・おまっ・・!
な、なななな何やって・・・っ・・////』
もぞもぞ動いた英道が、
改めて後ろからギューっと抱きしめてくる。
『ぎゃ────っ!はな、離せ─っ///!』
『んー?イ・ヤ・だ♪』
『アホッ!バカッ!離せって・・・////!』
『ヤダって~。
ずっと、こうしたかったのに
俺、ずーっとガマンしてたんだからなー?』
『───!!』
う・・・
そう・・・言われると・・・・
なんも言えなくなるじゃんか・・
そうか・・・
そういえば
いつも、昨日みたいに
背中合わせで 離れて寝てるだけで
英道は俺に触ったりしなかった・・・
そ、そっか・・・
ガマン・・してくれてたのか・・・
そう・・・考えたらコイツって
すごいヤツだよな・・・
───で、昨日といい、今日といい
随分 態度が違うのは・・・
今まで我慢してた分・・・?
そっか・・・・
そーかそーか
じゃあ仕方ないか・・・
仕方・・・・・・ない・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
――って、なるかーっ/////!
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