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第八章・6
聖也の温かな精が刺激になって、大翔もまた射精感が湧いてきた。
「せ、聖也! 中出しOK?」
「いいよ、来て。僕のナカに、いっぱい出してぇ!」
うぉおお、と唸りながら、大翔は聖也に種付けした。
「あ、はぁあん! んんぁ、あぁああ!」
「う、ぐぅ。あ、まだ出るッ」
「全部。全部ちょうだいぃ……」
長い射精を終え、大翔は聖也から引き抜くとベッドに横になった。
隣には、ひくひくと震えながら余韻に浸る聖也がいる。
大翔はウェットティッシュで、汚れた彼の身体を拭いてあげた。
「あ、ありがと。それ、いいよ。ポイント、高いよ……」
「そうか? これ、こないだ楓先生にもしてあげたんだ」
「そう……」
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