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Ⅳ 慚愧⑨

なぜ、俺は…… ずっとずっと、ずっとずっと。 あれから、ずっと自問している。 あの夜、あのワインに薬を入れなかったのだろう…… 薬で手に入れても、虚しいと思った。 どんな手段を講じても…… そうする事ができず、未練がましく引き摺っている自分自身が虚しかった。

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