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高校1年生 (14)*

部屋に入り、ベッドまで来た時青花に押し倒された。徐々に顔が近付き、そっと唇が触れたかと思うと、貪るようなキスに変わった。 ちゅく、ちゅくと音を立てながら互いの舌が大きく動く。口の端から漏れた息が余計に熱を籠らせ互いに欲を露わにする。 唾を飲み込む暇もないのに青花の唾液も流れ込むため、いよいよ口から漏れて流れ出てしまった。気付いた青花が指で掬い、ゆっくり口を離しそれを舐めとった。 青花が乗っている太ももに硬いものを感じる。青花の頬を撫でると「んっ……」と息を漏らし擦り寄ってくる。 「青花、しようか」 俺はゆっくり体を起こし、触れるだけのキスをして青花を押し倒す。 先程までよりも柔らかいキスをしながら、耳や首を指でなぞり、そのまま胸まで滑らせる。そのまま唇を耳に這わせ、縁を舌で優しく撫でると青花は時折ビクッと体を震わせた。 「青花ほんと耳弱いな」 縁から中へ中へと進めていくと、吐息混じりの声が俺の鼓膜をくすぐった。 胸にあった手を下へ下へと滑らせ下着の中へ潜り込ませると先端は既に先走りが溢れ、下着を濡らしていた。 「青花、ここもうトロトロだよ。そんなに気持ちいい?」 「んっ……気持ちいい……もっと触って」 しっかり握り、ゆっくり動かすと更に先走りが溢れ、あっという間に俺の手も濡れる。 「んっ……んん、あっ、颯太っそれ、先っぽがパンツと擦れてやばい。もう出そ――」 「そのまま出していいぞ」 「あっ、まっ、ダメ……いっ……かはっ!!っあぁ!!…んんっ……はぁ……」 飛び出した熱は腹の上にだけでなくパンツを通り抜け、その外にあったズボンにまで達した。青花の家でしてからまだ3日だがこれほどまで大量に出るとは予想していなかったため思わずかき集めてしまう。 「青花、すっごいエロい」 「人の精液集めて何言ってんの……」 「あまりに大量だから嬉しくて。まあこれだけあったら……そのまま使えそうだな」 「使う?」 「そう。青花、ちょっと腰上げて、足開いて」 ズボンと下着を脱がせ、腹の上にある青花が出した白濁を集めて指でとり、そのままさらに下へと連れていった。 人差し指を宛てがい、ひと声かける。 「青花、痛かったらすぐ言って。力抜けよ?」 「うん……んああ!!」 「青花の中あっつ……てか思ったよりスムーズに入ったんだけど、もしかして」 「その、さっきお風呂で準備、してきた」 頷いて答えた青花は言い終わると照れて顔を手で覆った。 その間も指は吸い付くようにきゅうきゅうと締め付けられている。 「あの、颯太……」 「ん?」 「大丈夫だから、指、動かして」 「わかった。ゆっくりやるから」 ゆっくり動かすと中の肉壁が絡みついて指さえも気持ちが良かった。続けていると始めと比べ、少し指との間に余裕が生まれるようになった。指の入出だけでなく縦や横にも動かしてみると、徐々に入口が開くようになり、筋肉も解れてきたのが分かった。 「なあ青花、指増やしても平気そうか?」 「うん、平気」 開いてしまった口を抑えるように手をおいていたため、俺は空いている方の手で青花の両手首をまとめて掴み、頭の上へ押さえつけた。 「颯太待って!これ嫌だ!」 「どうして?」 「だって……変な声出るし、恥ずかし……」 「……聞かせてよ」 俺は青花の可愛く立った乳首を舐めながら1度人差し指を抜き、腹の上に残った青花の液を再び取り、中指と擦り合わせて十分濡らす。指を2本縦に密着させるようにしてゆっくりと挿入していく。 「かひゅっ、はぁ!はっ……はっ、は……」 「青花ちゃんと息して。ゆっくり吸って、ゆっくり吐いて」 「ひゅっ、はあっはぁっはっ……はぁ……はぁぁ……」 「そうそうそのまま……」 「はぁ……はっ、あああ!!」 「やばきっつ……青花締めすぎ。けどすごい。指2本飲み込んじゃったよ。……大丈夫?」 まだ浅い呼吸をしている青花はゆっくりと息を吐き、蕾の筋肉をさらに緩めた。 「大丈夫になったら動かすから、それまではこのまま馴染ませよう」 青花はコクコク頷いた。 少しの間動かずにいると、気づいたときには青花の体に余裕が出たのか中がひくついて口がパクパクするようになっていた。 「青花、動かしてもいい?」 「はぁ……うん。大丈夫」 縦積みになっている指を横並びに戻す。すると中でくちゅっと音を立てた。もう一度縦に重ね、ゆっくりと引き出す。第1関節まで出したところでまた中へ押し進める。 ゆっくりだからだろう、青花の呼吸も安定してきた。 滑りが良くなったところで再び指を横並びにし、手のひらを上に向け、指の腹で中の壁を押すように少しづつ指を曲げていく。 「え、あっ!」 そのまま指の腹を使って掻き出すように指を折り曲げたり伸ばしたりしながら出入りさせるとくちゅくちゅと音を響かせ、中からの粘液が入口を濡らす。 「やば。青花、このエッチな音聞こえる?青花の音だよ?」 「やだ言わないで」 「可愛すぎる」 と、指の先に何か感触の違うものが触れたその瞬間、青花が大きく仰け反った。 「あ……あ?なに、今の」 青花も目を真ん丸くして驚いた。 「もしかしてこれが前立腺か?」 もう一度触るとやはりそこに周りより硬いものが存在している。以前男同士のセックスについて調べたとき、確かにあるとは書いてあった。そうか、これが。 そこをギューッと押してやると青花はこれまで以上の嬌声をあげ、そのまま果てた。目線は虚空をさまよっているが、吐息とも声とも取れる愛らしい声で鳴き続けていることと恍惚とした表情から、気持ちよさが抜けていないだけだとわかる。 「青花、すっごく可愛いよ。よく頑張ったね」 一度髪を撫で、用意していたゴムを隣にある机の引き出しから取り出し、装着する。 「けどごめん、俺も限界だ。ちょっとだけ我慢してくれ」 俺は自身の先を蕾に押し当てた。

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