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高校2年生 (6)*

青花を抱きしめていると、部屋の前に気配を感じた。顔を上げると部屋のドアが少し開いていて、薄暗い部屋に廊下の光が差し込んでいる。 俺はそっと青花に耳打ちをしてそのことを伝えると、肩をビクッと震わせ俺から離れようとした。 俺は青花が逃げないよう力を強め、訴えるため顔を上げた青花の唇にかぶりついた。 「んんっ!?んぁ、そう……んむっ……んぅっ」 抵抗できない青花は見られているかもしれない状況でさえも感じてしまっているようだ。俺は青花の頭越しにドアの隙間を睨みつけた。 すると俺が気付いたことに気付いたのか、2人分の影がそろーっと部屋の入口から遠ざかっていった。 ほっと安心して唇を離すと青花は「ぷはっ!」と大きく息を吸った。さすがにこのまま続行するとまた覗かれかねない。一度下に行って釘を刺すべきか……。 「さて、そろそろ下に戻っ――」 青花を抱く手を弛め、下に降りようと促そうとした俺はツンっとTシャツの裾を引っ張られ、その足を止められた。 「もう、やめちゃうの?」 「…………え」 「もーいっかい」 襟元を掴まれグイッと引かれ、唇が重なる。上唇を舌でなぞられ思わず息を漏らす。 すかさず青花の舌が中へ潜り込み、顎をこじ開けられる。 「んっ、そうたっ……ふっ……んぅ」 「はるっ……ん!」 薄暗い部屋の中で吐息と水音が耳をくすぐる。どんどん気持ちが昂って、襟を掴む青花の腰を抱き、無理やりベッドに引っ張り倒す。その間もキスは止まず、互いを欲するままに貪った。 襟を掴んでいた青花の手に俺の手を重ね、ベッドに放り出し指を絡ませる。反対の手はTシャツの中に潜り込ませ、青花の体をまさぐった。胸まで滑らせるとそこは小さく主張しており、指先で弾くと嬌声が漏れる。 ようやく離れた唇は細い糸で繋がれており、青花の口の端からは飲み込みきれなかったどちらとも言えない雫が零れている。 「まさか青花があんな誘い方してくると思ってなかった」 今度は唇ではなく頬に触れるだけのキスをする。 「そうた」 「ん?何?」 「下も触って……?」 何かがプツッと切れる音がして、俺は一気に下着の中へ手を入れ青花のペニスに触れた。 「わ、もうトロトロ……」 先端の液を全体に伸ばしていくように、頭を手のひらで擦りながら上下に動かしていく。 「やっ!待って、待って!それだめ……だめ!出る出るっ……!」 「いいよ。一回出そうか」 頂点とカリを中心にグリグリと摩擦刺激を与えていく。 「ふっ……あっ!あぁ……イクッ……イっ……ああああ!」 ピュルッと勢いよく青花は熱を吐き出した。 「ん……?」 頬を赤くして息を荒らげていたかと思うと、わなわな震え始め、急に顔を手で覆い隠した。 「は、え、青花?」 「そ……颯太!ごめん!俺なんかおかしかったよね!?あんな、あんな……!」 「……もしかして恥ずかしがってる?」 「恥ずかしいよものすごく!あんなキス久しぶりだったしつい……穴があったら入りたい」 「……俺は青花の穴に入りた――」 バシッと枕で頭を叩かれた。 「何言ってんの!?」 「だめ?」 青花の手を掴み、俺の下半身の隆起したそこに触れさせると全身をぴくっと弾ませた。 「――!……分かったよ」 「ありがとう」 俺は青花が出した後の液をすくい取り指に絡ませ、ゆっくりと後孔に押し当てた。

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