28 / 103
第1話(21)
身体が、いっそう弓なりに反れる。
一度果てたはずなのに、俺の陰茎はまた膨らんでいく……。
「ひ、ぃあっ! やっ、つきっ、っふぁっ!!」
「……亜瑠兎のここは俺が触ると大きく広がるね。もっとあげよう」
月夜の指が、新たに加えられ、三本になった俺の内壁が強く擦られる。
「ほら、指が三本になったよ? 美味しい?」
「そんな……っん!! だめっ、こんなっ、っはぁうっ!!」
そんなこと、言わないでほしい。
抗議しようとすると、月夜の指は容赦なく俺を刺激していく……。
「なかっ……そんなに擦らないでっ、だめ、やっ! っひ!」
月夜の指が、俺の中でバラバラに動く。
「ああ、亜瑠兎……君は欲張りさんだね。ここも濡らして……」
「ああっ!!」
月夜の空いている片方の手が俺の勃起した陰茎に触れた。
ともだちにシェアしよう!