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第1話(21)

 身体が、いっそう弓なりに反れる。  一度果てたはずなのに、俺の陰茎はまた膨らんでいく……。 「ひ、ぃあっ! やっ、つきっ、っふぁっ!!」 「……亜瑠兎のここは俺が触ると大きく広がるね。もっとあげよう」  月夜の指が、新たに加えられ、三本になった俺の内壁が強く擦られる。 「ほら、指が三本になったよ? 美味しい?」 「そんな……っん!! だめっ、こんなっ、っはぁうっ!!」  そんなこと、言わないでほしい。  抗議しようとすると、月夜の指は容赦なく俺を刺激していく……。 「なかっ……そんなに擦らないでっ、だめ、やっ! っひ!」  月夜の指が、俺の中でバラバラに動く。 「ああ、亜瑠兎……君は欲張りさんだね。ここも濡らして……」 「ああっ!!」  月夜の空いている片方の手が俺の勃起した陰茎に触れた。

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