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第3話(13)

「可愛い。涙目になっちゃって。頬を赤くして……こういうところが月夜を夢中にさせるのかな……。乳首もほら、さっきより尖ってきた」 「んっ、あっ!」  抵抗しても無駄なことはわかってる。でもいやだ。  月夜じゃないと嫌だ。  必死に身を捩って抵抗する。  それなのに……なんで?  俺の身体は快楽を求めている。 「ここ、膨れてる。それに湿っているね。乳首で感じたんだ……」 「やっ!!」  乳首をこね回していた隼翔さんは、今度は生地の上から一物を握ってきた。  おかげで俺自身が大きく膨れていく。 「い、やだ。やめて……」  心は拒絶しているのに、身体はこの行為を受け入れているんだ。 「ああ、こんなに濡れてきたよ……」  ジリジリとジッパーを下ろす音が耳の端で聞こえる。 「やっ、やめてっ!! いやだ!!」  必死の抵抗を続ける俺を気にすることなく、隼翔さんはうつ伏せにされた。

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