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第3話(18)

 まるで、こうなることをわかっていたみたいに……。  そこで俺ははっとした。  もしかすると、隼翔さんがこうなるように仕向けたのかもしれないんだ。  さっき、ほんの少しだけ部屋を出たのって、もしかして月夜に電話したの?  俺は、隼翔さんが視界からいなくなるまで、月夜の首に腕を巻きつけながら、苦笑している彼の姿を見ていた。 第3話・さよならはしょっぱい涙味。完

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