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第4話(7)
「亜瑠兎を隅々まで愛させてくれるというなら、戻ってもいい。隼翔に手を出されたこともあるし……。
まさか、亜瑠兎のかわいいココには挿入 れられてはいないよね?」
言うが早いか、月夜は俺ににじり寄ると、デニムの上から後孔に触れた。
「あっ! つきや!」
途端にそこは月夜を求めて窄む。
月夜だとわかれば、こうやって締めつける。
しかもおかしな声まで出てくる始末だ。
「っん……や、つき……ない!! 月夜が来てくれたからっ!! ないからっ!!
それに、隼翔さんのアレは月夜を呼び出すための作戦だったんだろう?」
ふいな刺激に腰を揺らしてしまうところを堪えて月夜に話す。
「存外、そうでもなかったかもしれないよ?
君は自分のことをどう思っているのかはわからないが、俺は十分君に夢中だし、魅力的だ。
俺に抱かれたことで、色香もずっと出てきているんだよ?
男にはことさら気をつけなさい。いいね?」
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