「お固い生徒会長さんでも、溜まるもんは溜まるだろ？こいつで、発散しろよ。」 そう言って、裸で、隅に座らされてるオレの方を指差す。 彼は心底嫌そうな顔をしていた。それが普通の反応だ。この部屋が異常なのだ。 「……私はこういうことには、興味がないので、遠慮する。しかも彼は男じゃないか。生物の理に反している。」 そう言って逃げようとする真嶋を、男子生徒数人が押さえつけ、沢見がディープにキスをしながら制服のボタンを外していく。ジタバタする手足を押さえつけ、下衣も下着ごと脱がされ、押し倒されたその上に、沢見と川谷が乗り上げて、全裸にしたところを、女子2人に舐めまわされる。 「生徒会長さん、感度いい〜！！躰も綺麗だし。ムダ毛が少ないね〜。」 川谷のこの一言が引き金になってしまった。矢作がビデオカメラを片手に近付いてきた。 「…へぇ、じゃ、抱く側じゃなく、受け側でも良いかもな。ちょうど、人員不足だし、あんたも綺麗な顔してるから良いかもな。」 顎を掴み、顔を上げさせられた真嶋の表情は固い。下衆な嗤いを含んだ岩切の声に、真嶋だけでなく、オレまでも固まる。そして、岩切はオレの隣に腰をおろし、 押さえつけていた連中に躰中をまさぐられ、男の慣れた指が潤滑剤をたっぷり垂らして後孔に突き刺さる。 ｢…わっ、痛い！！やめてくれ！！｣ 身を捩ろうとしても押さえつけられていて、それが出来ない。最初は一本だった指が2本に増やされながら、前立腺を刺激すると、慣れない刺激に真嶋はあっという間に果てた。咥えていた川谷がそれを飲み干した。 ｢会長さん、すごい濃いよ〜。｣ イったばかりだというに、すぐにまた、真嶋を咥えて、舌を巧みに使って愛撫する。その間も矢作はオレの時同様にカメラをまわし続けている。 男……正田も、さらに指を増やして抜き差しを繰り返して、真嶋は、もう喘ぐしか出来ない。 ｢…あぁ、はぁ、……も……やめて……くれ……｣ ｢――って言ってるけど、どうする？｣ ｢はぁ？何言ってんのおまえ？調教なんだから、今、止めたら意味ないだろ。｣ と残酷な言葉を投げつけながら、オレを引き寄せてキスをし始める。岩切は舌を捩じ込んできて、ゾクゾクするようなキスをする。全裸のオレは、そのキスだけで中心が形を変え始めるのが、丸見えだ。 ｢悦さそうだな。もっと、もっとくなれ。｣ そう言ってその場所を扱く。重なる唇の隙間から、声が漏れる。岩切は、自分も制服を寛がせ、オレを自分の上に跨らせ、後孔をローションで簡単に慣らし、そのまま腰を落とさせる。 ｢…くっ……ふっ……んッッ……ぅぅ……｣ 岩切に跨り、対面座位で貫かれながら、真嶋と一緒に喘ぎ、しつこいほどのキスを唇や頬、首筋に、と、されながら、その快感に溺れる。 ｢…んッッ…ぅぅ…あぁ、あっ、あっ、あっ、｣ 岩切は快感しか送り込んでしかこない。本来なら真嶋の方に行くのだろうが、何故か、それはしない。岩切は仕切ってはいるが、オレ以外とはほとんど接触しないのだ。 横目で真嶋の調教を、見ながら、オレは、岩切に翻弄され続けていた。