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番外編 増える悪夢 2
「…うっ…くっ…はぁ……あぁ!!」
3日も調教されていくうちに、オレの比ではないくらい、見事なまでに真嶋は開花した。そこに岩切は参加してないが、正田や矢作を筆頭に、最初にオレをレイプした連中が、感じる場所を探し出したり、乳首を刺激しながら、下半身も指やオモチャで、何度も射精させられ、もう、透明な液体しか出ないような状態になってから、何人もの男に輪姦されて、気持ち良さそうに喘いでいた。
「…あぁ、もっと、奥……あっ、そこっ、あん、良い…」
自慰さえ未経験だったであろう、真面目な性格の彼が、抱かれるセックスの悦さを知り、貪欲に相手を求めて、お強請りをする姿が、特に教師の心に響いたらしく、今までのストイックさとのギャップが良かったのか、教師たちがこぞって真嶋を抱いていた。
一度、スイッチが入ってしまうと、出るものも出なくなるまで相手を求めて、何人もの教師を咥えこんでいた。
その恐ろしい光景に、目を向けることが出来なかった。
自分の負担が減ったのはいいものの、教師たちの、のめり込みようが、かなりの異常さを倍増させている。
数人は本気だな、と思うような場面がある。真嶋自身も、何人か、相性のいい相手がいるらしく、その時のオネダリは特に多かった。
「…あんっ、そこっ、もっと強く……あぁ、あぁ、先生の、良い……奥もっ、激しく突いてぇ……あっ、あっ、すごっ……先生の、最高に、気持ちいい……後ろだけでイカせて……?先生……先生っ、あっ、あぁん!!」
そう強請られると、激しくパンッパンッと肌のぶつかる音を立てて、激しく腰を振って、応えていた。
真嶋は、悲鳴のような嬌声をあげているが、悦くて堪らない、というような艶の籠った声をあげ続けていた。
先端からは、トロトロと白濁を垂れ流しながら、下生えを濡らしていた。もう、イキっぱなしの状態になっても、足を腰に絡めて、夢中になって、抱かれていた。
真嶋は生でするのが好きらしく、
「先生、イクっ、あぁ、イクっ、イクッ、先生のも、たくさん飲ませてぇ……」
と、中出しを要求する。もう、イキっぱなしなのだから、本人は、ドライでイクのだろう。若く体力のある教師は、そのお強請りで、3回戦まで付き合っている。
教師たちを軽蔑の目で見た後に、別方向に目を向けようとした時だった。
「生徒会長、すげぇな。おまえもあれくらい素直に求めれば良いのに。抱いてやるから、素直に強請れ。」
そう言って後ろから顎を掴まれる。
「……遠慮します。」
断った。岩切は毎回、この調子で求めてくる。
けれど、許されるはずもなく、岩切は、制服を脱いでから、自分の前を寛がせ、しゃぶれ、と命令してくる。
ピチャ、ピチャと音を立てながら、岩切の大きなペニスに舌を這わせる。頭上から聞こえてくる荒い息に感じていることがわかる。この部屋に入れば、すぐにオレは、全裸に犬のような首輪と鎖で繋がれる。
フェラをしていても、こちらも、完全に調教された身だけあり、躰が期待してしまうのか……萎えていたモノが形を変えてく。
「俺のを舐めただけで、おっ勃ててんのか?」
つま先でそこをグイグイ押されると、また、そこに血液が集中して、ビクッと反応して、また大きく固くなっていく。
オレの腰が揺れてくると、岩切はフェラをやめさせて、キスを求めてくる。
この激しすぎるほどのキスは、他の人としているのは見たことがない。いや、キスを他人としていることをオレは見たことがない。
セックスも金を払う相手とはしていない。
大概は、気が向いたときに、相手をさせられるのはオレだった。
一度だけ、沢見を抱いていたのを見たことがあるが、キスすらせず、ただ、沢見が濡れたから、と岩切のペニスをフェラをして、勃たせて最初は騎上位でしていて、そのうちに体勢を入れ替えてしていた。それだけだ。
キスで朦朧としながらも、胸の尖りへと伸びる指が、そこを指の腹で撫で回していると、だんだんと勃ってくる。
硬くなったそれをキュッと摘み上げられると、オレの身体に快感が走る。キスとの合間に呼吸の為に離された唇から、声が漏れる。
「…はっ…あぁっ、んんっ。」
「悦いんだろ?悦いなら、悦いと言って、もっと声をだせ。真嶋みたいに強請れ。」
しつこいほどの愛撫を繰り返した後、後孔へ挿入するが、遅漏でなかなかイッてくれない。
しかも、荒々しい腰遣いで、大きく脚を開かされて、強く奥を突いてくる。しかも、抜けるギリギリまで腰を引いて、ガンガン突いてくる。大きくエラの張ったカリが、必ず前立腺を擦っていくから、陥落するのも秒単位だ。
真っ白になった頭で、要求される言葉を、意味なく鸚鵡返しをする。
「悦いんだろ?気持ち悦いか?」
「…いい…いい……あぁ、もっとぉ…」
「おまえはセックスが本当に好きだよな?俺を好きか?俺のはそんなに美味いか?もっと欲しいか?やめるか?」
「やっ、いやぁ、やめちゃぁ、イヤッ、はぁん…んっ…好きっ!!あっ、あっ、好きぃぃぃ!!」
真嶋とオレの喘ぎ声が、プレイルームに響く。
真嶋は三年生だったから、卒業と同時に解放されたが、一年生だったオレは、その後、卒業まで、学校中から慰み者にされ続けたのだった。
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