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第14話

空腹でぐったりしているシバを車に乗せて どっかに食いに行こうと思ったが もう帰りたい、とぐずりだしたので オムライスを買って家に帰ると オムライスを食ったらすぐにソファで寝てしまった まぁ採血もあったし普通に疲れたんだろう おねしょしそうだからおむつ付けとこ、と寝ているシバのスウェットを脱がせて おむつを履かせて服を戻して毛布をかける 腹減ってるって割にはあんまり食わなかったなー せっかくの休みだし俺もゆっくりするか、と そのままソファに寄りかかってテレビを付けた ◆◇ 『きょうへい、きょうへい』 「んん、なんだ、シバ」 寝てた、と揺すられて目を覚ます 『匡平寝てた』 「あー、寝てたな」 『おれも、寝てた』 「そうだな」 匡平、とすりすりとくっついて来るシバ 暇だから起こしただけか 『寝たら元気になった』 「そっか、おいで」 と、抱っこをするとおむつがよく濡れている事がわかる 「シバ、おねしょしてんじゃん」 『してねえよ』 「おむつ濡れてんじゃん」 『違うもん、これは起きたのに匡平がおむつ付けてたからそのまました』 「そのまますんなって、起きたなら俺起こせば良かったのに」 『だってすぐ出たんだもん』 「おむつでおしっこしちゃうのダメだぞ。ちゃんと出る前に言うこと」 『……わかったよ、』 と、言いながらもおむつを脱ごうとせず 俺の上に乗ってすりすりと身体を擦り付けていた 「ほら、おむつ脱いでパンツにしよ」 と、まずはタオルを準備しに行ってから ゴロンして、とバスタオルを敷くとその上にゴロンと横になるシバ 『なんでおむつしたの?』 「おねしょしたらシバ泣くと思ったから」 『おねしょしなかったし』 「そうだなー」 と、言ったところで今日病院で聞いた話を思い出す 「シバ、1度病院行ってみるか?」 『病院行ったじゃん、今日』 ほら、脚開いて、というと パカりと脚を開いたが 恥ずかしいのか中心は手で隠す 「じゃなくて、おねしょの病院。先生に聞いたら病院行ったら案外すんなり治ったりするって」 『……やだ』 「なんで?治ったらシバ悲しくないだろ?」 『…でもやだ。自力で治るし』 「まぁ、シバが行きたくないならやめるか」 『……いきたくない、』 「じゃあやめよ。俺は別にシバのおねしょ治んなくてもいいし」 『……いいの?』 「うん、シバのおねしょの片付け嫌いじゃねえもん」 『そっか、匡平変態だったもんな』 「おい」 変態だから恥ずかしくしてやろ、と シバの脚を開いて太ももを抑えて 「シバ、拭くから手どけて」 と、まじまじと見つめてやる ぐ、と脚を持ち上げて腰を少し浮かせるような体制にすると 『ちょ、や、恥ずかしい、』 と、脚の間から見えるシバの顔が真っ赤になった うん、かわいい 「しょうがねえだろ?俺変態だし。ほら、シバの好きな温かいタオルで拭こうなー」 と、タオルでお尻から包み込むように拭いて タオルで後ろの奥も擦ってやる 『ちょ、本当に恥ずかしいからやめて』 「だってシバおむつでおしっこしちゃったから恥ずかしいのしょうがねえだろ?」 『だって、それは、』 「別に俺はいいけどな、シバのびしょぬれちんぽキレイにすんの俺好きだからなー」 『それは、やだ、から』 「シバ俺にちんぽ拭いて欲しくておもらししたんだろ?」 『ち、ちがうし!起きたら、おしっこしたくて…おむつしてるって気付いたから』 「それで?」 『匡平起こそうか迷ってたら先っぽからじゅわって出ちゃって……ちょっとでたら我慢できなくてそのままおむつの中にしゃああってした』 「我慢しなかったの?」 『したし!ぎゅってちんぽ持って、ぐりぐり抑えた、』 「それでも出ちゃったの?」 『うん、最初出ちゃったら、我慢できなくなった』 「そっか」 こんなかわいい事自分で言っちゃうなんてちょっと心配になるけど かわいいからいいや、とそのままもみもみとちんぽも拭いてやる やっぱりシバのちんぽかわいい 前に比べるとここもだいぶ大きくなったけど 「シバのちんぽかわいいー」 『…だから、見るなって』 「拭くんだから見なきゃ拭けねえだろ?」 と、持ち上げて裏側も拭いて よし、できた、と おもらしパンツを履かせる 『なんでもこもこパンツなの?』 「ええ、シバ今日疲れてるからこっちのがいいかなって」 『おもらししないよ?』 「しなかったらそれでいいって」 『本当にしないからな』 「だからいいって」 と、スウェットも履かせると シバは起き上がって 『なぁ、』 「なに?」 『健康診断の結果って前のやつとか合ったっけ?』 「あぁ、あるよ。去年のとかまとめてる」 『見せて』 と、シバは立ち上がるから なんで見たいんだろ、と仕事部屋と言う名前の物置の引き出しに取りに行って 「あったあった、」 これ、と見せると シバは自分のやつを見る 「シバ去年から1cm伸びてんじゃん。去年179の64キロ」 体重は5キロ増えてんのな まぁ、最近筋肉付いてきたから 太もももちょっとむちむちしてきたし 『ふうん』 「なんで見たかったの?」 『別に』 もういいや、と シバはそれを元に戻す 『なぁあ、』 「どうした?」 『むこうでだっこしよ』 「抱っこしたいんだろ?」 『うん』 と、素直に可愛く頷いた うん、かわいい 『なぁ、』 「どうした?」 『匡平、俺が22歳の時抱っこしてくれたじゃん』 「いや、今もしてんだろ?」 『じゃなくて、抱っこして連れてってくれたじゃん』 「うん、そうだな?」 『ふーん、』 なんだ?どうした? 「抱っこして欲しいの?」 『…うん、ずっとそう言ってんじゃん』 「そっかー」 じゃあもうちょい鍛えるかなー

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