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第26話

ここで洗いなよ、と シャワールームで少し汚れを洗ってから洗濯機に入れる事にして ジャケットをあきらくんに預けて 裾をまくってシャワールームに入る 『…あきらくんあっちいってて』 「なんで?」 『濡らしたパンツ見ないで。恥ずかしいから』 と、言ったのにあきらくんはおれのジャケットと自分のジャケットを棚に適当に置いて シャワーを持って隣に座ってくる 「手伝ってあげる」 『いい。やだって』 「いおりん1人で出来ないでしょ」 と、シャワーのお湯を出すから もういいや、と袋を開けて 床に落とすと べしゃり、と濡れてる音がしてはずかしい あきらくんはそれにすぐにお湯をかけてくれるけど 「おしっこのにおいするー」 『におい嗅ぐなって!ばか!向こう行って』 と、恥ずかしくて顔が熱くなる 「ねえ、いおりん」 『…なに?』 「どういう風におもらししたの?」 『…いわない』 「教えてよ。じゃないと柳瀬さんに言っちゃうよ?いおりんのおもらしの片付け手伝ってて戻るの遅くなりましたって」 『さいてい』 「ねえ、教えてよ」 『どういう風にって、……普通に、間に合わなかっただけ』 「いつ漏れちゃったの?」 『送迎の、』 「送迎中我慢できなくなって車でおもらししちゃったの?」 『ちがう、トイレ行ったのに』 「おしっこしたくなってトイレ行ったんだ」 『……うん、』 「それで?」 『ギリギリで、トイレついたのに、』 「うん」 『やだ、言わない』 「なんだよー、教えてよ」 『やだって』 「なんで?あー、いいなあ。オレ最近全然おもらししてない」 あきらくんって本当に変なやつだな おもらしなんてしたくないのに しないならそれでいいじゃん 「パンツの中じゅわぁって温かくなった?」 『だから言わないって』 じゅわぁって感じより 勢いよく出ちゃったから一気に熱くなった感じだった、 「いおりん、お湯かけてるだけじゃキレイになんないよ、いおりんのおもらしパンツ」 『…どうやって洗えばいいの』 「ぐしゅぐしゅしてあげなきゃ」 『ぐしゅぐしゅ?』 どうやんだ、と首を傾げると 「もう、いおりんシャワーもって」 と、おれの後ろに回って覆い被さるように 後ろから手を重ねられる そしておれの手を動かして シャワーのお湯がかかるパンツを ぐしゅぐしゅと揉むと 少し黄色い液体が溢れ出してシャワーのお湯と混ざって流れていく 「こうやってやってあげなきゃおしっこ流れないでしょ?」 と、耳元で言われて恥ずかしくなる あきらくんも一緒にぐしゅぐしゅしてるから あきらくんの手にもおれのおしっこ、付いちゃってる はずかしい、 そして、 『ねえ、なんかおしりに当たってんだけど』 「あぁ、勃起ちんこ?」 『……なんで、勃起してんの』 「知ってるでしょ。オレおもらしに興奮するタイプだから」 『いやいやいや、自分がおもらしすんのが好きなんじゃないの?』 「まぁ、いおりんでもいいかな」 『なんだよ、それ』 変態すぎる 「いおりんのパンツ、おむつみたいにもこもこのパンツだからいっぱいぐしゅぐしゅしてあげなきゃね」 『…おむつじゃないもん』 「いおりんおもらししちゃうからおむつみたいなパンツ履いてるんでしょ?もうおむつにすれば?洗わなくても捨てちゃえばいいじゃん」 『やだ、おもらしだって……最近してなかったし、』 ちょっとだけパンツに出ちゃう事はあるけど最近全部出ちゃうおもらしはしてなかった、 最後にしたのは虎太郎が来た日だったし …おねしょは、昨日したけど おもらしはしてなかったし 「なんでおむつじゃなくてもこもこパンツなの?」 『……だって、おむつは赤ちゃんみたいだし。それに、俺だっておもらし滅多にしないもん』 「おもらししないなら普通のパンツにすれば?」 『……だって、おもらししなくてもちょっとだけパンツに出ちゃう時もあるから、』 「そっかー、いおりんよくちびっちゃうもんね」 『……うるさい、あとおしりにすりすりしないで』 「だっておてて濡れててシコシコできないんだもん」 と、あきらくんは腰をヘコヘコ揺らしておれのおしりにすりすりと当ててくるから それが嫌で やだ、と避けるけど 「ちょ、いおりん、動かさないで、あっ、あっあーぁ、きもちいい、」 『やだって、なぁ、』 と、振り返って あきらくんを止めようとした しかし、 おしりに びゅくびゅくっと振動がくる 『……え、』 「ぁんんっ」 『え?いった?』 「パンツの中でいっちゃったあ、おもらしだ、」 『ええ、勝手におれのおしり使わないでよ』 「いいじゃん、別におれいおりんに突っ込むことは一生無いんだし」 それでもお尻にすりすりされながらいかれるのは嫌だった 『あきらくんのそういう所嫌い』 「いおりんはたってないの?」 と、自分の中心をぐちゅぐちゅと服越しに擦り付けながらも おれの中心を触ろうと手を伸ばしてくる 『…たってないから、触んなよ』 「ええ、」 と、その時だ 「あ、…え?」 おしりにぐちゅぐちゅと擦り付けられる感じがなくなって あきらくんがよくわかんない声を出したから なんだろうと振り向くと 『あ、』 あきらくんの腕を掴んで 俺から引き離して おれらの事を見下ろす 『きょうへい、』 あれ、なんかおこってる、 『あ、』 やばい、とシャワーで洗っていたパンツとヒートテックを見えないように手を開いて隠す 「シバ、何やってんだ?」 『……えっと、』 やばい、きょうへい怒ってる、 おもらし、したのバレちゃった

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