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第27話

「シバー?」 さっき送迎から帰ってきた来たシバをチラッと見たが その後どこかに行ってしまって 仕事の事を話したかったのに見当たらなくて シバがいないかディスクの方を探していた 「シバくんいないんですか?」 「おお、さっきチラッと見たんだけどどっか行った、ヤナギ見てねえ?」 「見てないっすね。つか社長あきらくん見ませんでした?さっき洗濯室行ったきり戻ってなくて。1回洗濯室の方見に行ったんですけどいなかったんですよねー」 「いや、見てねえけど…」 と、あきらくんも居ないことにちょっと嫌な予感がする いや、 あきらくんが入社して以来別にシバを虐めたりなんかも特にしていないけど なんていうか昔のイメージというか… ほっとけば戻って来ると思っていたけど あきらくんもいないなら探すか、と とりあえず洗濯室の方に向かう 「シバとあきらくん来たか?」 「社長、お疲れ様です。はい、志波さんは5分前くらいにきてその後新月さんも来ましたけど」 「2人一緒にいたか?」 「あー、別々に来たんですけど外で志波さんが新月さんのこと待ってましたよ」 「そっか、了解。なんか変なことなかったか?」 「いえ特に…あ、」 「ん?なんかあったか?」 「いや、変というか…志波さんなんですけど」 「おお、シバが?」 「汚れ物、いつも通り置いていったんですけど、それとは別に小さい袋1つ持ってまして、それも洗うか聞いたら少し迷ってから断って持って帰ったんですけど。あれは汚れ物じゃなかったのかなって」 「…そうか、わかった。ありがとな」 「いえ」 どこ行ったんだ、 そして何持っていたんだ、 小さい袋、洗うか迷っていた、と 今聞いた情報で益々嫌な予感が増す どこ行ったんだ、シバ 「社長お疲れ様です」 「おお、シバ見なかったか?」 と、すれ違った社員に聞いてみる 「あぁ、さっき地下一階向かってましたよ、新月さんと」 と、言われて 嫌な予感が的中した 地下一階 何しに行ったんだ、と考えると 地下1階にある設備は 仮眠室とシャワールームと物品の倉庫だ やっぱり漏らしてシャワールーム使いに行ったのかと そちらに向かうと シバとあきらくんの後ろ姿が見えた いたいた、と近付こうとして 異変に気付く あきらくんがシバに向かって腰を振っていた 何やってんだ、とものすごくイラッときて そのままあきらくんの腕を掴んでシバを引き離す 「あ、…え?」 『あ、きょうへい、』 と、シバは振り向き俺の存在に気付いたが 「シバ、何やってんだ?」 ハッとしてシャワーで洗っていた物を隠す 『えっと、…』 「なにやってんのって聞いてんの」 「あー、社長来たしオレはもう帰ろっかなあー、柳瀬さん待たせてるし、パンツぬるぬるだしー」 「へえ、パンツぬるぬるか」 「……じゃあね!いおりん!社長おつかれっすうー」 と、さっさと逃げていくあきらくん 『きょうへ、い、』 「シバ、何してたんだ?」 『……いわない、』 「あきらくんと、何やってたんだよ」 『……なんもしてない』 「へえ、あきらくんにケツ貸してエロい事してたんじゃねえの?」 『………そっち?』 と、シバはキョトンと言ってくるから なんだか肩を透かされてしまった いや、そっち以外に何があるんだよと思ったが シバが必死で背中に隠している 物を覗き込む 「漏らした?」 『………もら、し、てない、』 「じゃあなにやってんの?」 『怒んないで、』 「じゃあ怒んないからちゃんと言え」 『だって、』 「シバ、何してるかちゃんと言えるだろ」 シバはシャワーを止めて びしゃびしゃになった手を 適当にワイシャツで拭いて ゆっくりと立ち上がった 『…おれ、送迎行ってて』 「うん」 『おしっこしたくなって、トイレ行ったんだけど……トイレついたのに、間に合わなくて…ちゃんとちんちん抑えてたのに』 「漏らしたの?」 『脱げなくて、全部、パンツの中にでちゃった、しゅうぅって、一気に出て、パンツの中、おしっこいっぱいに、なって、』 と、ゆっくりと話すシバ 俺が聞きたいのはそういう事じゃなかったが 必死に恥ずかしそうに話すから そのまま続きを聞くことにする 「それで?」 『こし、抜けてべしゃって座ったら、脚のところからおしっこ溢れて、ヒートテックにも、ジワってなった、』 「へえ、おしっこ気持ちよくて腰抜けちゃったの?」 『ち、ちがう、』 「おもらししたパンツのまま帰ってきたのか?」 『鞄の中に、替えのパンツ入ってたから、履き替えた、』 「ちゃんと拭いたか?シバのお尻おしっこのにおいすんじやねえの?」 『ちゃんと、トイレで拭いた、』 と、もじ、とお尻を隠すようにするシバ 「なんで俺に言いに来なかった?隠そうとしてここで洗ってんの?」 『……だって、』 「だって何?俺に言わねえであきらくんには言ったのか?」 『あきらくんには、見つかっただけ、』 「俺に内緒で洗うつもりだったのか?」 おいで、とシバの腕を引いて 近くに来させて シバの前にしゃがむ 「スーツも、ちゃんと裾まくってねえからシャワーで濡れてんだろ」 『…あ、』 「それに、」 と、シバの股間に鼻を付けてにおいを嗅ぐ 『ちょ、』 「シバ俺に内緒にしようとしてるけど、シバ自分じゃちゃんと拭けねえからおしっこの匂いするけどな?」 『そんなこと、』 「ほら、ここ。おしっこのにおいする」 すんすん、と鼻を擦り付けると 『や、やだ、』 と、シバは弱々しく俺の事を押して拒否する しかし、鼻をすりすりと擦り付ける度に 下着の中でぴく、ぴくぴくと反応し少しずつ硬くなっていくのがわかる 「シバ。ちゃんと言えるよな。どうなってるかちゃんと話しな」 『…おれの、…おしっこのにおいする、おもらしちんぽ…、お前にすりすりされて、』 「うん、それで?」 『きもちよく、なろうとしてる、』 「へえ。おもらししておしっこのにおい嗅がれて気持ちよくなるのか?」 『だってぇ、』 「なに?」 『だって、……きょうへいだからだもん、』 と、もう泣きそうな顔をするから いじめすぎた、と少し反省 なんだよ、かわいいこといいやがって 「シバ、じゃあどうする?」 『…おしっこのにおい、はずかしいから、あらって、』 「パンツ?」 『ちがう、おれのからだ』 「そっか、じゃあ脱ぐからな?」 と、シバのベルトに手をかけた 『……うん、』 ぐすん、と小さく鼻を鳴らすシバ 「シバ、おもらししたらすぐおれに言えばいいだろ?ほら、あんよ上げて。ズボン脱ぐから」 と、ズボンを脱がそうとするが むっ、とした顔をした 『や。おれ赤ちゃんじゃないからやだもん』 「やじゃねえだろ、わがままいうなよ」 と、シバの脚を持って 上げさせてズボンを脱がせるが ぷくっと膨れたままなんにもいわないシバ 「シバ。赤ちゃんじゃないならおもらししたらちゃんと言えるだろ、隠そうとすんな」 『……ちゃんと、……おもらし、しちゃったら、きょうへいに言ったら赤ちゃん扱いしない?』 「しない」 おもらしの時点でだいぶ赤ちゃんな事は言わないでおこう 俺はべつにシバが赤ちゃんでもかわいいからいいと思ってっけど シバが嫌ならあんまり赤ちゃん扱いしねえように気を付けるか

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