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第37話
「なんだこれ」
と、朝からいきなり家に届いた大きな荷物
「シバー、なんか届いたけどお前なんか頼んだ?」
と、まだ寝ているシバを起こして聞いてみて
ついでにパンツの中を確認すると
元気になっているシバの朝勃ちちんぽにびしょ濡れのパンツ
まだ出したてか、温かそうだった
今日はどうやら我慢出来なかったらしい
『んん、なに?』
「なんか届いたんだけどって」
『あー、たのんだ、』
と、ぐしぐしと目を擦りながら起きあがると
起き上がった時に気付いたようで
ぐしょ、と濡れた音がした下半身に眉を少し顰めた
「何頼んだの?」
『んー、きょうへい』
「どうした?」
おきる、ともぞもぞ起き上がって
届いた荷物を見に行くシバ
濡れたパンツのことはいつ言い出すのだろうか、と言い出して来るまで少し待つことにする
「これなに?」
『こたつ』
「は?なに?買ったの?」
『うん、買った。欲しかったんだもん』
「ええ、お前絶対コタツで寝て風邪ひくから俺買わないって言ったじゃん」
『ひかないから自分で買った』
「もう買っちまったし出していいけどコタツで寝ないって約束しろよ」
『うん、やった』
と、そそくさと梱包を解き始めた
いや、お前おねしょは
「シバ、おしっこは」
『今無いからほっといて』
そりゃ出てるからしたくは無いだろうけど
ほっといてとは随分な言い様だ
「じゃあちゃんと着替えてからコタツ開けろよ。それまで開けちゃダメだから」
『ええ、休みなのにお着替えしなきゃダメなの?』
「お前着替えなくて平気なの?」
と聞くと少し迷った顔をする
『…お着替えする、』
「うん、するならしといで」
そこでようやく自分でおねしょパンツをどうにかしなきゃいけないことに気付いたようで
ちょっと困った顔をして俺の後ろをうろうろし始めるけど俺は無視をして
コタツを出すためにリビングのローテーブルを片付ける
『きょうへい、なぁ、』
「なに?何かあった?」
『えっと、おれ、』
「どうした?」
『おしっこ、』
「無いからほっとくんだろ?」
『ない、』
ないと言いながらも、
やっぱり濡れているパンツの中が気持ち悪いのか
もぞもぞと自分の中心を触るシバ
そして俺の後ろをついてくる
『なぁ、きょうへい』
「だからどうした?着替えんなら早く着替えといで」
『おれ、おしっこ、』
「おしっこ無いんだろ」
『…お腹の中には、ない、』
「へえ、じゃあどこにあるの?」
『…、ぱんつの、なか、』
「なんで?パンツの中でどうなってんの?」
と、そのままスウェットの上から少し揉んでやると
まだ多少朝勃ちしていて硬さの残るちんぽ、
そして
ぐしゅ、と濡れた音がする
そして、押したせいで溢れ出したのか
じわ、と足の付け根の所が湿った
『おすな、っ、だめ、』
「なんか濡れたんだけど?」
『だって、』
「シバ、ちゃんと言えるだろ」
『おれのパンツ、いま、中、ぐしょぐしょに濡れてるから』
「なんでぐしょぐしょに濡れてんの?」
『……おれ、寝てる間に、パンツの中におしっこもらした、おねしょした、』
「へえ、それで?パンツぐしょぐしょだったのにそのままにしたのか?」
『…ぐしょぐしょだった、けど、』
「なんで俺に言わなかった?」
『はやく開けたかったから、荷物』
「おしっこでぐしょぐしょのパンツ気持ちよかったのか?」
『気持ちよくないし、濡れててやだった』
「だったら先に言わないとダメだろ?お尻冷たくなるし痒くなっちゃうだろ?」
『んん、ごめんなさい、もう怒んないで』
「じゃあシバ、どうすればいいかちゃんと教えて」
『…おれの、ぱんつ、』
と、また少しぐしゅ、と握り
『おれの、……おねしょして、おしっこでびしょびしょになった、ぱんつ、』
「うん、シバのおねしょして恥ずかしいパンツどうすんの?」
『…ぬがして、おもらしちんぽきれいに、して』
「よし、じゃあシバのおもらしちんぽキレイにしような。シャワーでいいか?」
『うん、シャワーがいい』
そのままシバをシャワーに連れていき
濡れてしまったスウェットとパンツをまとめて下ろすとおしっこの匂いがふわりと広がる
「シバのちんぽおしっこ塗れじゃん。気持ち悪かったろ」
『だって……今日は、』
と、何か言い訳を始めるから
シャワーで流しながら聞いてやる
『外で、おしっこしたくなって、トイレ探したんだけど』
「?おお、?」
『それで、お店にいて、でも全部、使ってたりとか故障してたりとか入れなくて』
「それで?」
『パンツの中、濡れてきちゃったけど、ぎゅってして、我慢して、家帰ってきてトイレでおしっこした、』
「へえ、」
『せっかく、がまんして家でトイレに行ったのに』
「パンツの中だったな」
『うん、だからやだった、おもらししなかったのに。起きたらおねしょしてたから』
夢の中でおしっこ我慢してちびってどうにかトイレに間に合った事を俺に教えてくれるのが恥ずかしいということには気付いていないようで
どうやら
虐めすぎて素直になっているのかもしれない
「シバ、ほら、キレイになったぞ」
と、洗い終わってタオルで包んでやると
今日は落ち込んでいるからか
昼間用のおもらしパンツ、しかも大容量のもこもこのやつを選んだがなにも言わずに履かせてやる
『キレイになったからこたつ出していい?』
「あぁ、ソファの前のところでいいよな?あそこのローテーブル片付けたから」
『うん。きょうへいも一緒にこたつ入ろうな』
「へえ、俺も入っていいの?」
『いいに決まってんじゃん。こたつ温かいんだよ』
下半身がキレイになってスッキリしたのか
もうすっかりご機嫌なシバはさっそく
さっき中断された梱包を解く作業に入った
そんなにこたつ欲しかったのか?
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