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第44話
帰り道でシバと少しはぐれてしまってから
シバの様子がおかしくて
やっぱり少し体調も悪いようで
帰りのタクシーで酔ってしまったようだった
家に連れて帰ってからは1度寝かせる事にして
完全に寝入ったのを確認して
おむつに替えてもう少し寝かせておく事にした
久々の電車移動で疲れたのか、
人がたくさんいる駅ではぐれたのが怖かったのか可哀想なことをしたな、と少し反省する
「シバ、そろそろ起きるか?」
と、1時間ほど寝させて1度起こす事にした
『んん、きょうへいぃ、』
「飯食お、腹減ってねえの?」
『はらへったぁ、んんん、ねむ、』
「寝過ぎると夜寝れねえぞ」
『んん、きょうへいおこして』
と、手を出すから引っ張って起こしてやると
ぐしぐしと目を擦りながら起き上がる
「シバ、玉子あるぞ」
『たまごくう』
その時
くしゅ、とシバの尻の下で
おむつが音を立て一瞬止まるシバ
「おむつ履かせたけど。脱ぐか?」
『ううん、このままにする』
「濡れてねえ?」
『うん、まだ出てない』
手繋いで、と差し出してくるから
手を引いてリビングまで連れていくと
すぐにこたつに入ったシバ
「そっちで食う?」
『いいの?』
「今日だけな」
こたつの方に
だし巻き玉子
豚汁
お粥をシバの前に置く
『おれお熱ないけど』
「気持ち悪くなってたろ?消化いい方がお前いいだろ」
『うん、おれお前がくれんのならなんでも好き』
もう食っていい?と早速食い始めたから
多分腹も減っていたようだ
寝て体調が快復したのか
そもそも単純に疲れただけかもしれない
「うまい?」
『うん、玉子うまい』
食い終わると早々に俺の隣に移動してくるシバ
「どうした?」
『きょうへいの隣にきただけ』
と、すぐにすりすりと身体を寄せてくる
なんだ、甘えたいのか?
おいで、と背中を撫でてやると
『きょうへい、ちゅう』
「すんの?」
すぐに頷くから
おでこからキスをしてやると
子供みたいに笑うシバ
『もっと、ほら、もっと』
「ほらって」
何言ってんだと笑いたくなったが
言われた通り
おでこ
まぶたほっぺた
そして口
と、順番に触れるだけのキスをしていく
『ふはっ』
「何笑ってんだよ、」
『うっせ、』
「生意気いうな」
と、つんつんとシバの脇腹をつついてやると
擽ったそうに身体を捩る
『くすぐらないで』
「くすぐってねえよ、突っついてるだけ」
『くすぐったいからだめ』
「くすぐってえの?つんつんするだけで」
『きょうへいに触られるから』
「俺が触っちゃダメなの?」
『ダメじゃない』
と、こちょ、と少しシバの脇腹をくすぐってからスウェットの中にそろりと手を入れる
『っ、なに、』
「ダメじゃねえんだろ?」
こたつに入ってたからか
シバの体はポカポカになっていて
すべすべで触り心地がいい
『ちょっ、ぁっくすぐったいって』
すべすべと少し腹を撫でてから
またコチョッと脇腹をくすぐる
『ひゃっあっだめ、だってえ、っぁっ』
と、くすぐったくて身体をびくびくさせるシバがかわいくて
もっといじめてやろ、と更にくすぐる
「シバくすぐり弱すぎ、びくびくしてんじゃん」
『らっ、てぇ、っんんっや、っ、だ、でちゃっ、ぁっ、っんん』
「ほら、もっとこちょこちょしようなぁ」
びくびくと背中を揺らして
ぎゃはぎゃはと笑うシバ
こちょこちょと脇腹をくすぐると
びくっと一瞬身体を硬くするシバ
そして
『やっ、で、でる、っぁっぁっあぁあっ』
と、力が抜けるような声
そしてふるふると身体中から力を抜くシバ
そして
ジュワ…
『あっ、ぁっ、はぁ、』
シュウゥ、しょろろろろ、とくぐもった水音が下の方から響く
「……シバ?」
『でるって、っ、いったじゃん、っ』
と、くたりと俺に寄りかかり顔を真っ赤にして見上げてくるシバ
「でるって、……」
と、シバの股間に手を持っていくと
もこもこに膨らんでいる股間
まだ出したてだからか
スウェット越しに手を当ててみるとまだホカホカと温かい
「おしっこ…」
『きょうへいがくすぐるから出ちゃったじゃん』
ふんっ、と少し膨れるシバ
「ごめんって」
明らかにやりすぎてしまった
『きょうへいのせいで、おしっこ漏れた』
「シバ怒ってる?」
『おこってる、』
「ごめんて、もうしない」
『しない?やくそく?』
「うん、約束」
『おむつ……かえて』
ちらりと少しだけ俺の事を見たあと
恥ずかしそうに呟いたシバ
そういやおむつ履かせてたな
履かせといてよかった
こたつからシバを引きずり出して
タオルを敷いてから
「ほら、ごろん」
と、シバを横にすると
脱がされる間もテレビに視線を送ってされるがままで
『…恥ずかしいから、早くね』
「あぁ、わかってるよ」
ペリペリとおむつのテープを外して
広げると
出したてで温かいもわりとした空気が広がる
おむつを開くと
シバはテレビを見ながらも自分のちんぽを触り出す
もにゅもにゅとまだ柔らかそうなそれ
「シバ、おむつ替え中にちんちん触んの赤ちゃんだぞ
『ちがうし、』
ちがうし、と言いながらも
もにゅもにゅと触るのをやめない
「ちんちんおしっこ付いてんだから触んなって」
と、先に手を拭いてやってから手を抑えつつ
股間も拭いていく
『や、触る』
「赤ちゃんかよ、待てって」
『んんん、赤ちゃんじゃねえし』
「ちんちんキレイにしてからな」
『触りたいんだもん』
「だからちょっと待てって」
と、拭きながらごしごししてやると
まだふにゅふにゅで柔らかいけど
『っ、』
ぴくぴくと少しだけ息を詰めるシバ
『ち、っがうのに、』
「違うのか?なにが?」
『きもちくすんじゃなくてさわりてえだけなんだけど』
「ええ?気持ちよくしてえんじゃねえの?」
『ちがう、触りてえの』
と、拒否されるから
股間を拭った後におしりの方も拭いてやって
汚れたおむつを引き抜くけど
シバはまたちんぽをふにゅふにゅと触り始めて
本当に赤ちゃんみてえだな、と苦笑してしまう
「シバ、どうする?パンツ履けるか?」
『はかない』
「履かねえの?どうすんの?全部見えて恥ずかしいけど」
『んんん、恥ずかしいのやだ。じゃあパンツ、』
と、納得したようで
パンツを履かせてやってスウェットも上まであげるけど
シバはまたパンツの上から
ふにゅふにゅとずっといじっていた
なんか子供が自分の物を触る時は
落ち着くとかそんな理由だった気がすんな、とぼんやりとした情報を思い出しもうしばらく好きにさせることにした
おいで、とまた足の間に座らせて
すりすりと太ももを撫でていると
シバは落ち着いたのか
弄るのをやめてこてん、と俺に寄りかかった
「もうちんちんいいの?」
『うん、もういい』
「じゃあおててキレイにしような」
と、シバの手をウェットティッシュで拭いてやった
『おててって言わないで』
「なんで?」
『おれ、赤ちゃんじゃねえから』
「そっか、ごめんごめん」
と、すりすりと手をいじってやると
シバも俺の手をふにふにと触る
手持ち無沙汰だったのか
体調を崩した後だったからか甘えたいようだった
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