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第51話

送迎から帰ってきて1回おむつを替えてもらってそのあとは2時間経たないぐらいのペースできょうへいがトイレに連れて行ってくれていたから 中に入れたパットは濡れたりしたけど、おむつまでは濡れないで済んでいた トイレに行った時も きょうへいがちゃんとおしっこさせてくれるからちょっとずつだけどおしっこも出たし きょうへいにやってもらうと安心できた けど、 そろそろ仕事が終わるタイミングで おむつがいつの間にかぐっしょりになっていて もこもこに膨らんでいて少し動きにくいと思いながらもどうにか仕事を終えてきょうへいのところに向かった 『きょうへい、』 「おお、仕事おわったか?」 『うん、えっと、』 「あぁ、替えようか」 と、すぐにソファにタオルを敷いてくれて そこにごろんと寝る さっき言ってた通り、きょうへいは おれがおむつ濡らしても怒らなかった 「シバ今日飯食いに行くって言ってなかったか?」 『うん、行く。この後』 「大丈夫か?お前今日調子悪いからさっさと帰れば?また別日でもいいだろ?」 と、きょうへいは言うけど 今日じゃなきゃダメなんだ 汰一と、約束してるから スーツを脱がしてくれた後に ピリピリとおむつの横を破って 開かれると むわっと湿った温かい空気が広がる 「いっぱい出たな」 『いっぱい、でてる?』 「あぁ。さっきトイレ行ってもあんまり出なかったもんな」 と、すぐにちんちんを拭いてくれるから お腹の下できょうへいに拭かれてぷるぷる動くちんちんが気になって触ろうとしたけど おむつ替えの最中にちんちん触ったら怒られる、ときゅっとワイシャツの裾を握って耐える 「あー、そうだ。忘れてた」 と、おれのちんちん拭いている途中なのに どこかに行ってしまって なに、と少し身体を起こすと ディスクから何かを持ってすぐ戻ってきてくれて 「ほら、あーん」 と、言われるまま口を開けると ちゅぽ、とおしゃぶりを口に入れてくれる 「シバ、おむつ替え中にちんちん触ったらだめだからおしゃぶりして我慢しような」 と、言われて 赤ちゃんみたいで恥ずかしかったけど ちゅぷちゅぷとおしゃぶりを吸っていたら 少し落ち着いて ぎゅっとワイシャツを握っていた手から力が抜けた 下半身が全部拭けると また足からおむつを通してくれて お尻を上げるとお腹のまでおむつを上げてくれる 「飯行くの?」 と、もう一度確認されたから うん、と頷くと 少し迷った顔をしたきょうへい 「一応おむつにパット入れとくか。でもあんまり長居しないで帰ってこいよ。シバ今おしっこいっぱい出るから溢れたら困るだろ?」 抱っこ、とすぐにきょうへいに抱っこして うん、と頷くと背中を撫でてくれる 「2時間ぐらいで帰ってきてくれたら安心だけど。あとシバもできるだけおしっこ気付いたら行くこと。解散する時も連絡くれれば迎えに行くし」 と、言われてまたうん、と頷くが じわ、とおむつの中が少しだけしめった感じがする 『?、』 「どうした?」 なんでもない、と首を振って答えた なんか いつの間にかおしっこでちゃうし おしっこ出てもおしっこが冷たくなるまで出た事にもなかなか気づけなくてなっていた ちゅぷちゅぷとおしゃぶりをしゃぶっていると きょうへいと目が合って きょうへいは少し笑ったあと ちゅぽっとおしゃぶりの輪っかを引っ張っておれの口から抜いた 『あ、』 「おしゃぶりおしまいな」 と、寂しくなった口にキスをしてくれた 「ほら、スーツも履こうな」 と、スーツも履かせてくれて ぽふぽふ、とお尻を撫でられる 『きょうへいは?もう帰る?1人で帰るの?』 「シバ居ないと1人で帰ってもやる事ねえからもうちょい仕事してくけど」 『そっか、』 「ほら、じゃあ行っといで」 『うん、』 お尻もこもこしてないかな、とちょっと不安だったから1度後ろを向いてお尻を確認する 「どうした?」 『お尻、もこもこしてない?』 「してねえよ。ジャケット着てたら全然わかんねえし」 『そっか、』 じゃあ大丈夫と少し息を吸った 今日は、汰一と約束してるから ちゃんと話してこなきゃ 早く帰ってこよ 『きょうへい、やっぱり迎えにきてほしいな』 「わかってるよ、酒飲まねえで待ってるから。終わったら連絡しろよ」 『うん、』 「どこら辺で飯食うの?」 『…品川駅』 「近くじゃん。珍しいな、こっちの方で飯食うの」 『ちょうど良かったから』 「何食うの?」 『んー、決めてないとけど焼き鳥とか』 「へえ、お前らいっつもファミレスばっかり行ってるから珍しいな、そういうの」 『そうかな、そんな事ないけど』 お酒飲む時は 焼き鳥とか、居酒屋とか普通に行くけど。 「酒、飲みすぎんなよ」 と、きょうへいは頭をなでなでしてくれて 『大丈夫だよ、今日は』 そんな飲まない予定だし よし、行こう、と鞄を持って立ち上がり 社長室のドアの前まで行ったけど 『きょうへい、』 「どうした」 『やっぱり、ちゅうだけして行く』 と、きょうへいの頭に手を回して ちゅう、と少しだけちゅうすると ふ、と笑ってよしよししてくれた 「シバ、今日帰ったらいっぱいキスしような」 と、言われてなんだか少し落ち着いた、 きょうへいが、おれが帰るの待っててくれるんだ 『うん、いってきます』

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