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第65話
おにぎりと
たこさんウィンナー
なんかゆで卵は花みたいに切られていて
いつものプチトマトと
コーンと人参のお味噌汁の人参は星とか猫の形になっていた
『きょうへい、なんで朝ごはんこんなかわいいの』
「うまそうだろ?」
『うん、おいしそう』
きょうへい俺のために作ってくれたのかな、と
きょうへいが座るのを待って一緒にいただきますをする
『たまごどうやったの?』
「こういうふうに切るやつ買った」
『人参の星と猫も?』
「うん」
『うまー』
と、聞きながら食べる
『たこさん』
と、お気に入りのタコさんウィンナーも食べるときょうへいはおれのことを見て笑った
『なに?』
「シバ今日はちゃんと自分で食べられて偉いな」
『…いつも、食べれるじゃん、ちゃんと』
と、おにぎりを手で持って食べる
「そうだっけ」
朝はたまに残しちゃうけど
パンとか食べんのめんどくさい時あるんだもん
『きょうへいおれのこと子供だと思ってる?』
「ええ?やだった?タコさん」
『やじゃない。こっちの方がすき』
「人参もちゃんと食べたし」
『だって猫にしてくれたじゃん、』
たしかに野菜たまに残すけど
「そうだよ」
『玉子もいつもちゃんと食えるじゃん』
「そうだっけ?」
『そうだよ』
「じゃあもう明日から普通の朝ごはんでも食べれるか?」
『…食べれるけど……今日のがすきだからまたして』
「いいよ、型買ったからいつでも作れるし」
『そんなんいつ買ったの?』
「昨日。シバと別行動してる間に」
『きょうへい自分の買い物すれば良かったのに』
「いいんだよ、俺も自分の服も買ったし」
と、きょうへいはタコさんじゃないウィンナーを食べていた
おれの分だけしかしなかったんだ
タコさんの方がおいしいのに
◇◆
『ふいぃ、終わった』
と、窓の掃除が終わって
つかれた、休憩、とソファに横にもたれかかって携帯を手に取った
1回だけゲームやろ、と
休憩がてらゲームをしていてもきょうへいは戻ってこなくて
多分資料整理とかしてんだと思う
『きょうへーい、窓終わったよ』
「おお、ありがとう。じゃあ枕カバー外して洗濯機入れといて。それだけやったらちょっと休んでな」
と、きょうへいの仕事部屋から声が聞こえてきて
枕カバーね、と寝室に向かった
枕カバー、と
きょうへいの枕を手に取ると
どうしても匂いを嗅ぎたくなってしまって
おれに枕カバーさせるきょうへいが悪い、と
枕に顔を埋めすんすんと匂いを嗅ぐ
うん、きょうへいの匂いする、と
腰を揺らして自分の枕に腰を擦り付けた
きもちい、枕にすりすりすんの、じぶんで、やる時1番好き
脚でぎゅって枕挟むと
枕に包まれて圧迫されて
きもちいい
うつ伏せでやるから乳首もすりすりなっちゃうからおなか中きゅんきゅんするし
『んんっ、きょぅへ、ぃ、っ』
腰止まらない、どうしよ、
ちんちんが熱を持って
じんわりあったかくなってる感じがする
布が擦れると音してたのに
その間からちゅくちゅく濡れた音が溢れ出していた
ちんちんの先っぽから、
とろとろ出てきちゃった、
『はっ、ぁ、っきもち、ぃ、きちゃう、ぁっ』
パンツの中でおれのちんちん、すげえしこしこされちゃってる、
息をする度に枕から
きょうへいの匂いもして
きょうへいに抱きついてる気分にもなってきた
『きょうへ、ぃ、っ、んんっ、きもちぃ、ぁっ、きょうへ、ぃ、はぁ、ぁ、』
はぁはぁ、と口から息をが漏れて
涎が垂れてきょうへいの枕を汚すけど
そんな事に今は構ってられなくて
へこへこと情けなく腰を振る
腰を少し浮かせて先っぽをグリグリと枕に押し付けるのも気持ちいい、
ぁあ、ちんちんきもちぃ、
なんかきてる、いっちゃう、
そう思ったのとほぼ同時に
『はぁっ、ぁあ、っんんん』
びくびくっと腰が震えて
背中から何かが駆け上がるような間隔
そしてじわっ、とパンツの中がおもらししたとき見たいにあったかくなった
その間きょうへいの枕にぱふん、と寝て
切れる息を整えた
『はぁあ、きもちよかった、』
と、余韻に浸りながら
くちゅくちゅと少しだけ腰を揺すった
イッたら眠くなってきちゃった、と
ごろん、と寝返りをうってあお向けになると
パンツの中で精液が流れて伝って
脚の間を流れて
ひやり、とおしりの恥ずかしいところを濡らしたから
なんとなく居心地が悪くなって少しだけお尻をもじりとうごかす
『んん、』
うしろ、濡れてきちゃった
精液で濡れちゃっただけなのに
なんかきょうへいに
ローションとかくちゅくちゅされて濡れたときみたいな変な感じ
居心地わるい、と
起き上がってきょうへいの所にいく
『きょうへい、』
「んー、枕カバーはがした?」
と、きょうへいの部屋に入っても
きょうへいはなんかゴソゴソしながら
おれの方を見ないで聞いてくる
『まだ、』
「剥がしたら洗濯機の所置いとけよ」
『…もう、わかったし』
と、言われた通り枕カバーを剥がして
ぺし、と洗濯機に投げてまたきょうへいの所にいく
『枕カバーしてきた』
「おお、ありがとうな」
と、きょうへいはまだなんかの資料を見ながらおれのことを見ないで言うから
ふん、とその場にすわると
パンツのなかでくちゅり、と音がして気持ち悪い
おしっこだったらすぐ吸収してくれんのに、このパンツ
『んんん、』
「なに?どうしたの?疲れた?」
『疲れた』
「そういやお前朝ごはんの後からおしっこ行ってねえけど漏れてねえ?」
と、一瞬きょうへいはおれのスウェットが濡れてないか確認するようにおれの事を見た
『もれてねえよ、』
「ならいいけど。じゃあトイレいってソファでゆっくりしてな。疲れたんだろ」
もれてないって言ったからか
きょうへいはまた手もとの資料に目線を向けて
もうおれのことを見るのをやめていた
『……きょうへい、』
「どうした?」
『おしっこ漏れてないか確認しないの?』
「…は?なんで?」
『心配なんでしょ?』
と、床に座ったまま手を伸ばすと
きょうへいはその手をつかんで立たせてくれる
「どうした?ちびった?」
と、おれのスウェットと下着のウエストに指をひっかけて引っ張って中を覗き込む
きょうへいがパンツを引っ張るから
パンツの中から少しだけ恥ずかしい匂いしちゃう、
『…どうだった?』
「シバ、漏らしてんじゃん」
と、きょうへいはパンツの中にそのまま手を突っ込んでぬちゅぬちゅと触った
ちゅる、と手が奥に入っておしりの奥の恥ずかしいところまで指先で触られる
『もらして、ない、』
「でも濡れてんぞ?ぬるぬるしてる。シバも音聞こえんだろ?」
と、パンツの中で手が動くからくちゅくちゅと音がなる
『わかんない、』
「わかんねえ?ほら、シバの先っぽぬるぬるになってる。おもらししちゃったか?」
と、手をだして
おれの精液が付いた手を見てせくる
「濡れてんな、ほら。ぬるぬるだけど。おしっこ漏らしただろ?」
『ちがう、おもらししてないもん、』
「おもらししてねえの?じゃあシバ、これなんだ?」
『おれの……、きょうへいが、』
「俺が?」
『おれのことほっとくから…わるいこになった、』
「何してた?ほら、シバ見て。俺の手についてるやつ」
『白いおしっこ…』
「なんで出ちゃったか言えるか?」
『だって、きょうへいが』
なんで、そんな恥ずかしい事聞いてくるんだろう、
「俺が?」
『枕、おれにさせたから、』
「枕カバー?」
『おれがきょうへいの枕すきって、しってんじゃん、』
「へえ?それで俺の枕匂いかいでちんちんすりすりしたの?」
『なんで、しってんの、』
「シバ車で教えてくれたじゃん。オナニーする時そうするって」
『…おこった?』
「怒ってねえよ。ほら、おいで、ちんちん拭いてやるから」
と、きょうへいはおれの腕を引っ張って
どこかに向かった
『どこいくの?』
「トイレ。おしっこもしような」
と、なぜかきょうへいはちょっとご機嫌に見えた
『どうしたの?』
「なにが?」
ほら、おしっこ
と、トイレの前に俺の事を立たせて
ペーパーで精液を拭き取ってから
ちんちんを持ってくれるから
言われた通りおしっこをする
「お前本当におしっこいっぱい出るよな。薄いし」
『普通だよ、』
そんなおしっこじっくり見ないで欲しい
恥ずかしいし
「まぁいいか」
『ねえ、どうしたの?』
「…だからなにが?」
『なんかきょうへいご機嫌じゃん』
「…そんな事ねえよ」
『そう?いい事あった?』
「べつにいい事ねえけど、」
『けど?』
「かわいいなって、お前」
『…おれ、いけないことしたけど許してくれんの?パンツの中に白いおしっこしたけど』
「まぁ、そこもかわいいなって」
『きょうへいたまに変だよね』
おれ男だから
かわいくなんかないのに
ちゃんと身長も大きいし
ちんちんもちっさくないし
おしっこ漏らすし、
…白いおしっこも、わざとパンツの中に漏らしたし
「変じゃねえだろ」
と、汚したパンツはきょうへいに脱がされて回収される
『だって、おれのことかわいいっていっぱい言うじゃん。変なのー』
と、先にトイレから出ていくきょうへいについて脱衣場に向かうと
きょうへいは手を洗う
おれちんちん触ってねえからいいや、と
きょうへいを待ってると
「ほら、」
と、足元に広げられたのは
新しいおむつ
『おむつ!』
「シバおしっこ漏らしたからおむつなー」
『漏らしてないじゃん』
「白いの漏らした。つか大掃除してんのに洗濯物増やすなよ」
『……やっぱり怒ってんじゃん』
なんだ?
変って言ったから怒ってんの?
と、きょうへいの顔を見ると
にやりと笑われて
あれ、怒ってんじゃねえな?
なんだ、やっぱり変なやつだな
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