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第67話

どうにか着いた あの後、 シバは腹が満たされて満足したのか ゲームに飽きたのか ようやく寝れて 途中でトイレ休憩に寄ったが 眠いからいや、と行かず いつの間にかおねしょをしていたようで おむつが冷えたせいか着く直前におもらしをしてしまい落ち込んでいた 「部屋入ったらすぐおむつ脱ごうな」 と、車から降りて荷物を持たせたが スウェットの上からでもパット入りのおむつがパンパンに膨らんでいるのがわかってカッコ悪くて コートを着せて隠していた 『んん、歩きにくい』 「もうちょい我慢な」 入館手続きを済ませて ようやく部屋に着いたが 俺も長距離の運転で少し疲れてしまった 「ほら、シバおむつ替えよ。ごろん」 と、新調したおむつ替えマットを敷いてその上に寝させる マットの上に寝たから ズルズルとスウェットを下げると パンパンに膨らんだおむつが晒されて パンパンに膨らんでいるからシバの脚は自然に開いてしまって赤ちゃんのようだった 「いっぱいおしっこしたなー。気持ちよかったろ」 『きもちよくないもん、おむつだし……そういうこと、いわないで』 「シバおしっこ気持ちよさそうにいっつもしてんじゃん」 『…おむつでするよりトイレでした方が気持ちいい』 「じゃあトイレいかなきゃ行けない時は行こうな」 『サービスエリアで行かなかったの、怒ってる?』 「怒ってねえけど、おむつ使っちゃうとシバ冷たくなったら嫌だろ?だから次からは眠くても頑張って行こうな」 『…うん、ごめんなさい』 おむつを開くと 中のパットもおむつも余すところ無く濡れてぷくぷくに膨らんでいて量が多かった事がわかる やっぱり冬は量多いんだよなあ おしりふきで拭いてやると 今日は協力的で 自ら脚を抑えて恥ずかしい格好になり拭きやすいようにしてくれる 「よし、シバ。拭けたからパンツ履こうか。持っといで。Calvin Kleinのやつ」 まぁ約束したし、とシバの顔を見ると 『パンツでいいの?』 と、少し嬉しそうな顔を見せる 「うん。約束したろ?だからちゃんと早めにトイレな」 『うん、ちゃんとする。この後すぐお出かけ?』 「いや。ちょっと寝ようかなって。疲れた。その後は観光行くけど」 『じゃあおれも1回いっしょにねるからおむつする』 「おむつ?」 『お出かけの時はパンツがいいけど寝る時はおむつ』 「そうするか」 『ベッドぬらすと旅館の人にごめんなさいしないといけないじゃん』 「そうだなー、恥ずかしいもんな」 じゃあおむつ、と 俺の荷物からおむつを取り出して履かせる 「シバ、ごろんして」 『テープのなの?』 「いいじゃん、寝る時はテープで」 『やだ、テープだとちんちん触ってくれないじゃん』 「いや、触んねえけど。寝るだけだし」 『ええ』 「1時間くらいしか寝ないからな?」 『その後は?どこいくの?』 「内緒。楽しみにしてな」 と、おむつをつけたらシバにもう一度スウェットを履かせ ベッドに横になるとシバはすぐに俺の上に乗ってくる 『きょうへい、ほら、よしよし』 と、背中に手を回してくる 「よしよしな」 と、背中を撫でてやると 『違うのに』 と、なぜか首を傾げたがよしよしと撫でてやるとすぐに身体をすりすりと擦り付けてくる 『運転してくれてありがとね』 「どうした、そんなん」 『いいじゃん、ほら。きょうへいよしよししてあげるから寝ていいよ』 と、言われてようやくわかった よしよしして欲しかったんじゃなくてしてくれるって意味だったのか 俺はよしよし無くても寝れるけど言わないでおこう ◇◆ 『きょうへい!1時間たったよ!』 「ん、ぁあ」 ゆさゆさ、と起こされて 起き上がる 「シバ起きてたの?」 『うん、起きてたー』 「あー、すっきりした。顔洗ってこよ」 と、起き上がると シバはちょろちょろ後ろを付いてくる 「何してた?」 『ゲーム』 「ふーん、寂しくなかった?」 『だって、1時間だから我慢できるし』 と、顔を洗い終わり もういつでも行ける気分だったが 「シバ、パンツに替えようか。それでトイレ行ったら出発しような」 と、シバのお着替えがまだだった事に気付いて シバのスウェットに手をかける 寝てなかったようだしおねしょしてないだろうしここで外しちゃおうと考えたが 『きょうへい、おれ、おしっこした』 と、いうシバの言葉に手を止める 「は?なんで?」 『……したかったんだもん』 「お前ゲームに夢中になっておしっこ行かなかったろ」 『だって、おむつ、テープのだったし、』 「シバ、おむつでするよりトイレでした方が気持ちいいって言ってたじゃん」 『だって……』 と、ぷく、と膨れて下を向くシバ 「あー、おしっこすげえしてんじゃん。おむつもこもこになってるし」 『………いじわる言わないでよ』 おむつを引き抜いて ちんちんをおしりふきで拭いてやって 履きたがっていたCalvin Kleinのパンツを出す 「ほらシバ。あんよあげて」 と、言ったが 下を向いたままふるふると首を振ったシバ 「なに。パンツ履かねえの?あんよ上げないならおむつだぞ」 と、いうが シバはまたふるふると首を振って膨れる 「何怒ってんの」 『怒ってないもん。きょうへいが怒ってんじゃん』 「……怒ってねえよ」 『うそだもん』 と、もにゅもにゅとちんちんを触るシバ 「ちんちん触んない」 『んんん、だって』 もういいや、と脚を上げないから 新しいおむつを出す 『お出かけすんのにおむつやだって!約束したじゃん、大人のパンツ履くって』 「シバがあんよ上げなかったんだろ」 『………自分でできるもん』 と、ぷい、とこちらに尻を向け 自分でCalvin Kleinのパンツとズボンを履いたシバ すっげえ機嫌悪いな なんだよ、せっかく旅行来てんのに

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