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第76話

「あ、出た」 シャワーの温度を確認していると ちー、ちょろろろ、と間抜けな効果音がシバの足の間から聞こえてきた 漏らしちゃったか、とすぐに足元を流してやる 『さむいから、』 「出ちゃったか?」 『うん』 気持ちよくなりすぎて ちんちんバカになってんだろうな 「こっち来る前にトイレ行けばよかったな。ごめんごめん」 『わかんなかったから。ごめん』 「いいよ、キレイにしよ」 と、先に身体を洗ってやり 「シバ、ちゃんとお腹の中キレイにしよ」 と、まだ柔らかいシバの後ろに指を入れる 『んんっ、やだって、おしり、やだ』 「シバ、中キレイにしないとお腹痛くなっちゃうって言ったろ」 『だって、んん、や、つらいから、や』 と、ぐすぐすと鼻を啜り首を振る 「おいでシバ。よしよししような」 と、座って上にシバを乗せて背中を撫でながら 後ろをゆっくり触る 『や、おしり触んないで、んん、やだ、』 「そんなん言われると俺だって悲しいんだけど」 『だって、まだ、さっきの気持ちいいの残ってるから、』 「だから触るのいやか?」 『だってもうおかしくなっちゃうんだもん、』 「大丈夫だよ、ゆっくりやるから」 どうやったら辛くないんだ? と、ゆっくりと指をうごかす︎︎︎︎が もう入ってくるだけでも感じてしまうのか 逃げそうになる腰を押さえて さっさと中を掻き出す 『っんん、はぁ』 「ほら、シバ終わった。頑張ったな」 ちゃんとゴムしなきゃダメだよな、と反省してしまう 『んん、つらい、』 「まだつらいか?」 『ちょっと治ってきた』 「お前今日すげえ感じてたからな」 『そういう事言うなって』 ふん、とそっぽを向いて 自分でちんちんを少しだけどしこしこして洗うシバ 『もう入っていい?温泉』 「よし、入ろ」 と、身体を洗い終わり温泉に浸かると シバがすぐに俺の足の間に座って来る 「せっかく広い風呂なのにいつもみたいにくっついてんじゃん」 『だって今日お風呂行った時我慢したじゃん。おれこうやって風呂入るの好きなのに』 確かに2人っきりじゃなかったしな 「へえ、俺も好き」 シバ触れるし と、シバの腕にするすると指を這わす 『なんで触んの』 「触って欲しいんだろ」 『……うん、』 「やっぱり触んのやめた」 『なんでよ、触ってよ』 「シバおしっこ漏らしちゃうもん」 『だって、…じゃあおしっこでないようにぎゅっておさえてるから』 と、自分の中心をぎゅっと握るシバ 「そんなんしなくていいから。わかった、おしっこでないように優しく触ろうな」 と、よしよし、と優しくシバの身体を撫でる 触れ合っている事で少し満足したのか 俺の手を取りふにふにと触る 『ここのお湯、白くないな?昼間のところ白かったのに』 「そうだな、そういやシバの身体すげえつるつるしてると思ったら温泉効果か」 『そう?自分だとそんなわかんない』 「俺はいっつもシバの体触ってるからなー」 おいで、とシバの身体の向きを変え 向かい合ってシバを抱っこすると すぐにピッタリくっついてくるから よしよしと少しだけお尻も撫でる 『お尻さわっちゃやだ』 「触りてえんだけど」 『だめ。お前だって俺にちんちん触んなっていうじゃん』 「俺シバの尻好きだからしかたねえじゃん」 『おしりだめ』 「わかったよ、おしり触んねえから」 と、少し残念に思いながらも お尻を触るのをやめるが おしっこ漏らさないように抑えるだけだったシバの手がちょっとだけしこしこと動く 「こら、しこしこすんな。お前まだムラムラしてんの?」 『だって持ってると動かしたくなっちゃうんだもん』 「だめ。温泉で出ちゃったらどうすんだよ」 『…それは、』 まぁ24時間掛け流しだからそのうちキレイにはなるだろうけど 『なぁ、きょうへい、明日はどうすんの?』 「まぁもうだいぶ遅いからなー。ゆっくり起きて朝また風呂入ろうか」 『うん!それで?』 「シバに赤いパンツ履かせてー、初詣行くかな」 『初詣?近くに神社とかあるの?』 「あるぞー、頭が9個ある龍の神社」 『へえぇ、強そう』 「なんか飲めるんだって、龍の水」 『飲むとどうなるの?』 「確か縁結び?」 お前には必要ねえか、と思ってしまうが 『へええ、いく。結んで離れないようにしなきゃ行けないから』 なにそれ、俺と? 『後は?』 「後芦ノ湖の鳥居の所も行ってみるか、今日遠くから見えただろ」 『あー、あれ。どうやって行くの?』 「調べといてるから。パワースポットらしいぞ」 『へええ、怖くない?落ちない?』 「落ちねえだろ、大丈夫」 『気をつけよー。きょうへい写真撮ってあげるね』 「俺もシバの写真撮ろ」 俺のなんか撮るよりシバの写真の方が必要だしな 『楽しみー、お風呂出たら早く寝よ』 「そうだな」 『きょうへい、』 「どうした?」 『寝るときおむつ履いてもいい?』 「あぁ、持ってきてるから大丈夫だよ」 『良かった』 と、元から履かせるつもりだったけど これで安心してシバも寝れるだろう 『おねしょで濡れちゃったら朝から悲しくなるから』 「そうだな、」 『旅館の人にもごめんなさいしなきゃいけないし』 「おねしょマットも持ってきてるしシバのズボン、防水のズボンも一応持ってきてるけど」 『防水のズボン?』 「中が裏起毛みたいになってて水吸えるズボン」 『じゃあそれ履く』 「そうしようか」 これなら安心だな、いっぱい漏らしてもベッドに被害はないだろう はふー、と気持ちよさそうに息を吐き シバの身体があったまった事を確認し そろそろ出る事にし シバの身体をタオルで包んでやった

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