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第84話

おねしょもおもらしもしてねえのに なんでバレたんだろ、ベッドの下に隠してたの 時間なくてあんまり上手に床拭けなかったからからかな、 おれはきょうへいに褒めてもらいたくて おねしょもおもらしもしないように頑張ってるし、パンツ濡れちゃった時は おもらしでもおねしょでもないからきょうへいに見られないようにしてたのに なんで褒めてくれないんだろ おねしょとかおもらししたら言えって… ちがうのに、 もうやだ、と悲しくなって なんとなくちんちんをごしごしする ちんちん触ってると悲しい感じ、少しマシになるし、 と、ちんちんをごしごしして気持ちよくなった頃に なんとなく、おしりも触りたくなってゆっくり後ろを触る ふにふにと押してみたけど指が入らなくて、 ローション、と きょうへいがいつもローションを出す引き出しを漁る 『あった、ローション、』 と、それを手に取ると コロン、と横から何かが転がりでる なんだこれ、と思ってそれのコードを手に取って ボタンみたいな所を長押ししてみると ブランとぶら下がったままヴーッと振動した あー、これ、 まえホテル行った時に買ったおもちゃみたいなやつ、 おれ自分でおしりくちゅくちゅしてもあんまり上手にできないけど、これなら気持ちよくなるかな、 なんかちょっとドキドキするし、悪いことしてる気分、とそっとそれにローションを垂らして ちゅぷ、とゆっくりおしりに当てる 『んんっ、っん、』 変な感じ、 ぶるぶるする、 『はぁ、っ、』 もうちょっとではいる、ときゅっと押し込むと ちゅるん、と中に入っていく 『んんっ、はいっ、た、』 きょうへいのより全然小さいから異物感は少ないけど なんか中でぶるぶるして変な感じする、 むずむずする、 イクにはちょっと物足りない刺激、 でも、これでいちばん気持ちいいところぐりぐりしたら いっちゃうかも、 ちんちんずっとたってるし、 『っぁ、っ、』 気持ちいい、 ぐりぐりしたい、とゆっくりと後ろに指を回してちゅぷり、と1本指を入れる 後ろ、柔らかくなってきてる、 と、指の先っぽでつん、とぶるぶる震えるのを突っついてしまうと 少しだけ気持ちいい所にかすってびくり、と腰が動く やば、これ、いきそ、と もう一度おもちゃを触ろうとした時だ 「シバー、準備しねえの」 と、リビングからきょうへいの声がして 仕事に行く前なんだ、と思い出す そうだ、もうおしまいにしなきゃ、と 電源を切ってコードを引っ張る 『っ、はぁ、…あれ?』 ……でてこない? あれ、と もう一度おもちゃを出そうとぴっとコードを引くが 『……でな、ぁっんんっ、』 中が擦れて変な感じする、と手に力が入った そして、 ぷちっ、となにか音がして 引っ張る感じが軽くなる 『あれ、』 ぶらん、と手にぶら下がったコード でも中に残る異物感、 しかも起き上がって座ると中で気持ちいい所に掠るきがする、 『なんで、』 と、さっきまで気持ちよかったのに泣きそうになる どうしよう、出てこないかも ゆっくり指をいれて取り出そうとしても つるつる滑って奥に行ってしまって 何度か試してみたけど取れなくて 頭の中がグルグルする 気持ちいいし、 取れないし 自分で取れないからきょうへいに言うしかない、と意を決して 汚れた手と下半身を拭いて とりあえずスウェットの上を引っ張ってちんちんを隠してきょうへいがいるリビングに向かう 『きょうへい、』 「シバ。早く準備しな。朝ごはん食べてくけど何がいい?」 と、きょうへいに言われて さっきまできょうへいに怒られた事を思い出して はくはく、と口だけ動かした どうしよう、言えない 悲しくなっちゃったからとはいえ 朝から1人でおもちゃで遊んで、取れなくなったなんて、 『…ぐすっ、』 どうしよう、 きもちいいし、もう訳わかんない 「シバ?どうした?何泣いてんの?」 『ないてない、』 「おねしょじゃないって怒ってんの?」 『ちがうし、』 おねしょじゃないし、 「じゃあ早く着替えといで。好きなパンツ履いていいから」 と、きょうへいは忙しそうに荷物の準備を始める 『きょうへい、』 「どうした?」 『えっと、』 「シバ、パンツ赤いやつにしようか。かっこいいやつな」 と、きょうへいがパンツを履かせてくれるように足元にパンツを広げるから ゆっくり足を通す ちんちん、まだちょっとたってるのに、 きょうへいはそのままおれにパンツを履かせて 「ほら、ネクタイ持っといで。やってやるから」 と、言われて うん、と頷き おしりのなか、 気持ち悪いのを感じながら 歩いてネクタイを選び きょうへいに差し出した 「スーツもお着替えして欲しいか?」 と、聞かれたけど 赤ちゃんじゃないから自分でスーツは着ることにした どうしよう、なんて言おう 奥まで入っちゃって出てこなくなっちゃったらどうしよう、

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