90 / 212

第90話

シバ大人しいな、疲れてんのかとおもったが 様子がおかしい事に気付いた 「シバ、パンツ濡れてんじゃねえの?」 『…なんでよ、濡れてない、』 「そうか?お前ずっとモジモジしてんぞ?」 『してねえもん』 「じゃあパンツの中見せろ」 『……やだ、きょうへいのえっち』 と、シバは俺と目を合わせずテレビを見た おもらししたら言えって毎回言ってんのに 最近隠すようになっちまったんだよな 恥ずかしいのかな。今更なのに 「シバ、パンツ濡れてねえの?」 『……ぬれてない、』 「じゃあ見せろ」 しかし、ふん、と俺を見ずにテレビを見ているから 後ろからシバの首に腕を回して掴む 『ちょ、なに、』 「見るだけだから」 『やだ、ちんちん見ないで、セクハラ』 「セクハラじゃねえし」 『ちんちん見せない』 と、シバはぎゅっと手でズボンとパンツのゴムを抑える 「じゃあお尻な」 と、前をギュっと抑えているから 後ろのウエストゴムを引っ張って中を覗く 『わっ、』 やはり、というかふわふわとおしっこの匂いがして 中が薄黄色くなっているのがわかる 「おしっこの匂いするけど」 『しねえもん、』 そのまま手を入れてみると ぐっしょりと水分を吸っているのがわかる ただ、出したてでは無いようで表面は少し乾いていた ちょっとちびった程度かと思ったら完全に漏らしてるな、これは 「シバ、おしっこでてるよ」 『……、でてないもん、』 と、相変わらずテレビに視線を向けているが 耳は赤くなっていた 「じゃあパンツ脱ごうな」 ほら、ごろーん、とシバの身体を転がす 『や、』 「やじゃねえの」 『やだ、ごろんしない』 と、首を振って暴れるから シバの脚の間に身体を入れ脚を開かせて 手は踏んで地面に貼り付けてやる 暴れる赤ちゃんのおむつ替えじゃねえか、こんなん 「ほら、脱ぐぞ」 『や、脱がない』 「シバ、おもらしわかんなかったか?」 『…わかんなくないもん、』 「じゃあ言えるよな?おもらしわかんないの赤ちゃんだしな」 『赤ちゃんじゃねえもん、』 「シバ。ほら。脱ぐぞ」 と、そのままスウェットとパンツをまとめて下ろして脚から抜きパンツを持ち上げると 「ほら、シバのパンツおしっこで重くなってる」 たくさんのおもらしでパンツが重くなっていた つまんで持ち上げると おしっこを吸って膨らんだパンツは ずっしりと垂れ下がる 「あれ?パット入ってねえな?抜いたの?」 と、中を覗き込んで見ると 朝履かせた時に付けたパットが入ってない 『……ぐしょぐしょになったから、出した、なぁ、中見ないで』 「おしっこいっぱいでてんじゃん。シバずっとおもらししたパンツ履いてたのか?」 『だって…きょうへいに言えなかったんだもん』 「言わないからシバのおしりちょっと赤くなってんじゃん。かわいそうー」 『かわいそう?…おれが?』 「シバのお尻が。シバにほっとかれてずっとおしっこの冷たいパンツ履かされてて」 あーあ、赤くなってる、と シバの尻をおしりふきで拭いてやるが 赤いのは治らなくて これ薬とか塗ってやらなきゃだめかな 『だって……いえないんだもん、』 「なんで?」 『……、仕事、がんばるって言ったのに、仕事中におしっこ漏れちゃったから、最近おしっこ漏らしてなかったし、』 「シバ、でも言わないと気持ち悪かったろ。濡れたパンツでずっといるの」 もう風呂入れよ、と ある程度拭いたら風呂に入れることにして腰にタオルを巻いてやる 『はずかしいし、』 「濡れたパンツでずっといる方が恥ずかしいだろ?おしっこいっぱいのパンツ履いて仕事してんの恥ずかしくないのか?」 『…それは、』 「ほっといたらおしっこのにおいしちゃうかもなー。それでヤナギとかにバレても俺知らねえよ」 『やだ、恥ずかしい事いわないで、』 「それに、パンツ染みになるだろ。早く洗わないと。洗っても落ちなくなるぞ」 『それは…、きょうへいがいつもきれいにしてくれるじゃん、』 まぁたしかに毎回ちゃんと漂白除菌してやって染み抜きしてるけど… 「…それでも。隠すならおもらしの染みすぐ分かるように白いパンツにするぞ?ちょっとおしっこ出ただけおしっこ色のシミが着くやつ」 『やだ、白いパンツかっこよくない』 オムツの方がかっこ悪いけどな 「じゃあ今度おもらし隠したら白いブリーフな」 『やだ、』 「嫌なら隠さない」 ほら、浸けといて、とシバを起こして 濡れたパンツを持たせて風呂に送り出す まぁさすがにブリーフはだせぇから無いな と、思いつつも恥ずかしがるシバも悪くないかもしれない シバよくおしっこちびるからすぐシバのパンツシミになりそうだな 風呂上がりにくすり塗ってやろ、と一応オロナインだけ用意して これで治らなかったらちゃんとおむつ被れとかの薬にした方がいいのかな 『きょうへい、お風呂出たよ』 と、シバは風呂から出ると すぐに俺のところに来てだっこ、と上に乗ってくる 「シバ、お尻出して」 『…なんで?もう?』 「もうって早めの方がいいだろ、ほら、」 と、四つん這いで逃げようとするシバを捕まえスウェットとパンツを掴んで下ろす いやいや、とバタバタ少し暴れたが 観念したのか 『きょうへい、おれ、ちゃんと、ちょっと自分でしたよ?』 と、少し恥ずかしそうに言ってくる 「自分で?」 なんか塗ったか?と赤くなっている所を少し撫でてみたけど 特に薬とかついている様子は無い 「シバ?自分でしたの?」 なでなでと、お風呂に入ったばっかりの少し暖かくてすべすべの尻を撫でる 触り心地いいな、これ 『…うん、だって、やくそく、したから』 約束?なんの事だ?と思ったのも束の間 そっとシバの手が自分の後ろに伸びてきて ふにゅ、と少し自分でお尻を引っ張って 恥ずかしい所を目の前で見せてくる そして確認するように ふにゅふにゅと少し自分で触り指の先を入れたり出したりする おお、そっちか。 確かに約束したわ、 『すぐ、きょうへいも気持ちよくなれるよ?』 と、手で尻を抑えているから 身体が支えられず 腰だけ上げ床にぺったりとほっぺたを付いて 恥ずかしい格好で言ってくるシバ 「お前、本当に恥ずかしいやつだな、」 すっげえ、一気に下半身に熱集まった 『はずかしい、から、きょうへい、はやく、いれて』 手にだしかけていたオロナインを1度片づけ すぐ隣にあるワセリンを手に取った 「シバ、辛かったら言えよ」 今日は加減できねえな 朝から散々我慢させられてるし

ともだちにシェアしよう!