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第95話

シバはずっと足湯にちゃぷちゃぷと脚を付けていて 足湯を気に入ったようで 足湯楽しかった、と帰り道も話していた あの後はこっちに戻って 適当に飯を買って帰ってきたら シバは飯を食っている途中に寝そうになっていた なんだ、はしゃぎすぎて疲れたのか 「シバ。飯食べながら寝るなって」 『…んん、きょうへい、だっこ、えっちしよ、』 と、今はご飯の気分じゃないらしい 使っていたスプーンを置いて だっこ、と俺に乗ってくるが 「俺まだ飯食ってるから」 『んんん、やだ、もうだっこすんの、』 「じゃあご飯食ったら一緒に風呂はいって抱っこしよ。洗ってやるし」 『……わかったよ、もう』 と、シバは不貞腐れたように ソファに横になった もう飯は嫌なんだろうな さっさと食って風呂に連れて行ってやるか 「シバ、風呂のボタンだけ押しといて」 『んんんん、』 と、1度ソファから降りてゴロゴロと床を転がったが 諦めたように風呂のボタンを押しに行った 『きょうへいぃ、はやくはやく』 「ちょっと待てって」 飯を食ったら少しだけどゆっくりしていたが 【お風呂が沸きました】 という機械音声にシバははやくはやく、と俺の上に乗ってぐずっていた 『きょうへいぃ、なぁあ、お風呂が沸きました』 「わかってるって」 『お風呂沸きましたっていってるよ、なぁあ、お風呂で抱っこすんだろ』 グイグイと手を引っ張ってくるから 「もー、わかってっから」 諦めてシバに手を引かれ風呂まで向かう 『はやくう』 「わかったよ。ほら、バンザイ」 と、上から服を脱がせてやって 下もスウェットを下ろすと 「シバのパンツまたシミついてる」 『ついてねえもん、』 「ついてるよ、ほら」 と、5センチほどのシミを 内側から確認してシバにも見せると 横からパンツを奪われる 『……そんなの見てないでお風呂』 「わかったよ、洗うからとりあえずそれ貸せ」 『お風呂でえっちしようかなー』 「しねえけど」 『え、』 と、しょぼんとしながら先に風呂に入ったから俺も服を脱いでシバの後を追いかける 『しねえの?えっち』 「しねえよ」 わからない、というように首を傾げて 掛け湯もせず入ろうとするから 「シバ、先に洗ってから入ろ」 先にシャワーを掛けて 手で洗ってやるとすぐにぴくぴくと反応させ始めた 困ったな、俺も疲れたからさっさと風呂はいって寝るつもりだったのにその気にさせてしまった どうしようかな、ちょっとしこしこしてやろうかなと悩んで とりあえずシバの勃起は保留にして 自分の身体も流してバスタブに浸かると すぐにシバも上に乗ってきて 首に腕を回してくる 『きょうへい、ちゅう、ちゅうだよ、』 「ちゅうなー、」 と、後頭部に手を回し触れるだけのキスをしてやると もっともっと、とシバは深く吸い付いてきて ヘコヘコと腰を揺らして太ももに擦り付けてくる 『んっ、きもち、っぃっ、』 「気持ちいいな、シバ」 このまま脚でいくか、と 脚を揺らしてやると 気持ちよさそうにすぐにグリグリと先っぽを押し付ける 『んっ、きもち、ぃ、っすき、ぁっ』 「シバ、お湯の中で出すなよ」 『んん、っはぁ、』 聞いてねえな、と腰を撫でてやると ゾクゾクしたのか 腰を震わせる きもちい、きもちいぃ、とオナニーを始めてしまって ちょっと手助け、と乳首を親指でクリクリと撫でてやると 呆気なく腰を逸らして湯船の中に白い液体を放った お湯に出すなって言ったのに 『はぁ、ぁ、っ』 「シバ、お湯に出すなって言ったろ?」 『きもちよかったぁ、』 と、俺の事なんて無視して ぺしゃ、とすぐに俺に寄りかかり身体中の力を抜く そして間もなく じゅうぅ、とシバと密着している腹の辺りに何やら水流を感じ 鼻を動かすと 「うわ、」 『おしっこ、』 しやがったな、湯船で 腹の辺りのお湯が僅かに黄色くなり すぐに透明なお湯に広がっていく そして湯気と一緒に上がってくるシバのおしっこの匂いだ 『きもちいぃ、』 「シバ、気持ちいいじゃねえよ。おしっこ湯船ですんなって」 『だって、でちゃった、』 「お前そういう所本当に赤ちゃんだな。体あったまって気持ちよくなって出ちゃうって」 『……赤ちゃんじゃねえもん』 ほら、身体洗おう、と シバのお尻を軽く叩いて先に湯船から出して おしっこと精液が混ざったお湯はさっさと流しておく 『んんん、きょうへいねむいからもう』 「2人ともシバのおしっこまみれだろ。ちゃんと身体洗って出ような」 もう出たくて嫌がっているシバの頭から全身を先に洗ってやって 「ほら、先に出てな。ちゃんと拭いときな」 『…んん、わかったし』 と、目をぐしぐしと擦りながら先に風呂から出ていったから俺も急いで全身洗って出る事にする あいつどうせちゃんと頭拭いてないだろうからな、と 風呂から出ようとして固まる 「…シバ、お前湯冷めすんだろ」 と、シバは風呂の目の前で タオルにくるまり丸くなっていた 自分の身体もさっさと拭き 腰にタオルを巻いてシバの身体を起こす もう寝てるからおむつだな、と テープのおむつを履かせようとするが 『きょうへ、い、んん、』 あぁ、起きてしまった 「…シバ、こんな所で寝るなって」 『おむつやだ、おむつ履かねえの』 「湯船でおもらしして自分で服着れねえ赤ちゃんなのに?」 『赤ちゃんじゃねえもん、』 「じゃあちゃんと起きな」 シバは渋々起き上がりタオルを肩にかける 『おむつじゃない、』 「シバ寝てる間ちょっと出ちゃうだろ」 『だからおむつはやだって、』 「じゃあブリーフにするか?」 『ブリーフやだ、いつまで?おとなぱんつはくから』 「約束しただろ、シバがパンツ汚さなくなるまで。それにシバさっきお風呂でおもらししただろ」 『だってあれは……きもちよかったからしょうがないじゃん、やだ、おむつもブリーフもやだ』 「…じゃあもういいよ、お兄さんパンツにしよ」 と、おねしょパンツを出してやると ようやく足を通した 納得してねえ顔してんな、 『きょうへい、なんでえっちしなかったの?』 「お前自分で気持ちよくなれただろ」 『…だって、そうだけど…』 「シバもう眠そうだったし。寝よ」 と、スウェットも上から被せてやると シバはもぞもぞと着ながら俺の後を着いてきた 『きょうへい、おれにあきちゃってない?飽きちゃったからえっちやめた?』 「ちげえよ、今日はやらなかっただけ」 『じゃあ次はしてくれる?』 と、心配そうにいってくる 「ごめんシバ、心配させたな。今日は俺も疲れてただけだし、シバも自分で上手にできたから手出さなかっただけだよ」 『そっか、よかった…きょうへいに捨てられたくないから』 「なに急に心配になってんだよ。大丈夫だから、おいで」 ほら、抱っこ、と手を広げると 嬉しそうに乗ってくる そっか、エッチ適当にやると心配になっちゃうんだな、 いつも一緒にいるから忘れてたけど 俺の悪い癖だよな、これ

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