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第113話

会社の帰り道、 疲れてすぐ帰りたかったから車に乗ったけど ちょっとおしっこしたいな、と 車の中で腰を揺らした 『きょうへい、』 「どうした?」 『おしっこ、したくなっちゃった。どっか寄れる?』 「おしっこ?我慢できない?」 『……家までは、ちょっと、』 「そっか。じゃあパット入れとくから。3回吸収できるやつ」 車寄せるな、ときょうへいは そのまま車を路肩に寄せて後ろの袋からパットを取り出す 『ええ、コンビニとか、』 「この時間混んでるんだよ、道。そこでしていいから」 と、きょうへいおれのズボンのベルトを開けて前を緩め もぞもぞとパットを入れて ちんぽの位置まで調整してくれて恥ずかしくなる 『…家の方のローソン、あそこなら空いてるから寄ってよ、』 「わかったよ、あのローソンな」 本当はもうちょっとこっちの方で寄って欲しかったけど 会社出る前にトイレ行かなかったおれが悪いからわがままは言いたくなかった きょうへいももしかしたら疲れてるかもしれないし 早く帰りたいのかも できるだけ我慢して 大丈夫そうだったらローソン寄らないでそのまま家まで帰ってもらおう しかし、10分後に その考えが間違えだったと気付く すごくおしっこしたい もう出ちゃいそう ローソンまではあと5分くらい なんでこんなにおしっこ我慢できないんだろ、 いつもより我慢できないくらいおしっこが一気に溜まる感じがする なんだろ、 向こう出る前にお茶とコーヒー飲んじゃったからかな コーヒーはカフェラテだから大丈夫だと思ったのに ちょっとお腹すいてたから きょうへいがくれた甘いカフェラテ嬉しくて飲んじゃったのがいけなかったかな エアコンとかで乾燥するから 仕事しながらも普通に飲み物飲んでたし… 『んっ、』 おしっこしたい、と腰を揺らして 先っぽをもこもこパット入のパンツとスーツ越しに車のシートに押さえつけるけど おしっこしたいのは収まらなくて お腹の下の方が つきつきと痛んだ お腹の下、おしっこでパンパンになってる… トイレいくのサボったおれもわるいけど きょうへいも教えてくれても良かったのに いつもなら帰る前トイレ大丈夫か?って確認してくれるからめんどくさがらないで行ったのに 今日は何にも言われなかったからトイレ行ってこなかったのに やっぱりトイレ寄ってもらおうとして きょうへいの顔を見たけど きょうへいはずっと前を見ていた 『きょうへい、』 「どうした?我慢できない?」 『……うん、ごめんなさい、もう我慢できない』 「いいよ、しな」 『…しない、がまんする、』 「我慢できないんだろ?」 『だって、』 なんだろ、きょうへい怒ってるのかな、 いつもなら、トイレも我慢できなくなったら間に合わないかもってなっても寄ってくれるのに、 ここでしていいなんて 言わないのに もうおしっこでちゃう、 じゅわ、と先っぽが温かくなって ぎゅっと根元を握る 『…、っ、』 「シバ、我慢しなくていいから」 『でも、おれ大人だから、』 「でもシバ会社出る前にちゃんとトイレ行かなかったんだろ」 『そ、れは、っんん、でちゃ、ぅ、』 「お腹痛くなっちゃうからそこでしな」 『んんっ、』 もにもにとちんぽを揉んで我慢するけど 手のあいだから じゅ、じゅわ、しゅー、と少しずつ零れて パンツの中で音がして前の部分が湿ってしまう んん、ちょっとでちゃった、と 急いでにぎにぎと握り直すけど おしっこは止まらなくて ちょろ、じょ、じょわじょわ、と どんどん溢れ出して前のところが全部温かくなってしまう、 そしてそのせいでパットの吸収体がどんどんもこもこしてきてしまって抑えにくくなったせいもあって 途切れ途切れだったのに 感覚がどんどん短くなって ちょろちょろ、 しょー、 しゅー、ともう止まらなくなってしまって パンツの中が温かくなってきて 前だけだったのに ちんぽの下の方も、 後ろもどんどん温かくなってきてしまった もうダメだ、と身体から力が抜けると 一気におしっこが出てしまって じょー、とパンツの中から恥ずかしい音が鳴り パットの吸収力を上回って 水が1度パットの上で渦巻いて ちんぽを濡らし、 その上の最近ちゃんと生え揃った毛も濡らしたあとようやくパットにじゅわじゅわ吸収されはじめる そしてようやく勢いが落ち着いて 最後にちょろんと雫が零れてようやくおしっこが止まった 『っ、はぁっ、ぁ、』 全部でた、と体が震えてしまった おしっこしちゃった、大人なのに我慢できなかった… スーツの上からでもわかる、 パンツの中のパットがたくさん水を吸っていて もこもこになってしまってるのがわかる はずかしい…こんなにおもらししちゃったんだ、おれ その時だ、 「シバ、ローソン着くけど」 と、不意にきょうへいに声をかけられて びくりとしてしまう 『…ローソン、』 「寄るか?」 『…いい、帰る』 と、この言葉できょうへいも おれがおもらししちゃったって分かっただろう 「帰ったらシャワーしような」 と、隣から伸びてきたきょうへいの手がおれの頭を撫でてくれた 「シバ、俺の言うこと聞けて偉かったな」 『おもらし、したけど』 「俺が言ったからな、そこでしていいって」 『…うん、きょうへいが、言った、』 「だろ、だから帰ったら俺がシャワーしてやるからな」 『うん、』 パンツの中が 冷えて冷たくて気持ち悪くなってきた おもらしして、恥ずかしいし 悲しいはずなのに きょうへいが偉いって言ってくれたし、 帰ったらシャワーもしてくれるって考えると ちょっと嬉しくなってしまった

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