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第144話
『きょうへい、おねしょ、なぁ』
と、揺すられて目を覚ます
酒を飲んだせいか
案の定おねしょをした祈織は目を覚まして
おむつを替えて欲しいようだ
「んー、おねしょな」
『うん、おねしょ、』
布団を剥ぐと
ぱか、と協力的に脚を開いてはいるが
顔を逸らしてくすんくすんと鼻を啜りながら
指をしゃぶっていた
「なに、どうした。泣いてんのか?」
『泣いてねえし』
「泣いてんだろ。何。おねしょ悔しかった?」
『…うん、』
「大丈夫だから。泣かなくて」
『だって。くやしい、』
「酒飲んだからしょうがねえだろ。大丈夫」
『おしっこしてるときはきもちいいのに。目覚めると嫌になる』
「お前おしっこ気持ちいいもんなぁ」
『…それは、』
「おしりふきでいいか?」
『うん、』
前々から欲しいと思っていた
おしりふきウォーマーからおしりふきを出して拭いてやる
『つめたくない?』
「冷たいのいやだろ、冷たくないやつにしたから」
『うん、つめたくないやつのほうが好き』
「そっか」
と、拭き終わり新しいおむつを履かせようとしたが
『きょうへい、このままちんぽごしごしして』
「ええ、夜中だぞ今」
『やだ、したいって』
「明日朝早いけど大丈夫か?」
『うん、したい』
最後まではちょい厳しいな、と
軽く触るだけにして
こしゅこしゅとゆっくりめに擦ってやると
祈織もおずおずと俺の物に手を伸ばしてきて
2人でゆっくりと少しだけ触りあう
『きょうへいの、すき、』
「どこが好きか教えて、祈織」
『はずかしい、そんなん』
「なんだよ、言って」
と、祈織の頬を撫でてやると
少し迷ったように
自分の人差し指の関節の辺りを噛み
目を逸らしながらゆっくり口を開く
『きょうへいの、かたいし、大きいし…あついの、すき』
「へぇえ、」
『…言わせんな、』
「いいだろ、なんで祈織が好きなのか教えて欲しいだろ?」
『…きょうへいは?おれの、』
「好きかって?」
『…うん、さわってって言ったらさわってくれるし、』
「お前のちんぽ、かわいいから好きだよ」
『ど、こ、?』
と、恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながら聞いてくる
かわいい、とおでこにキスを落としてやると
うるうると潤んだ目で期待するように見てくる
「俺に触られるとすぐに熱くなるだろ?」
『そ、れは、きょうへいが、』
「俺が?何?」
『や、はずかしい、やだって、』
「なんで?言って、祈織」
『や、恥ずかしいことばっかり言わせんじゃん』
「だってお前、おれの声聞くの好きだろ?」
『…すき、』
「じゃあ、ちゃんとお前も言いな」
『…きょうへいに、触られると、おれの、熱くなるの、…きょうへいの手がおれの、好きだから』
「祈織の何が好きなの?」
『…ぜんぶ、おれの、…お前の飼い犬の、ちんぽが…きょうへいの手、好きだから』
「へぇ、やっぱりかわいいじゃん」
『だって、』
「じゃあ上手に言えたからたくさん触ってやらなきゃな」
『…うん、さわって、』
「どうやって触るのが好き?」
『きょうへいの手、ぜんぶすき、先っぽされんのも、好き』
と、リクエスト通り
くしゅくしゅと上下に擦ってやり
先っぽをくるくると撫でてやると
すぐに大きさを増し硬くなる
『っぁ、ぁう、っ、はぁ、』
「他には?お前の好きなの全部言いな」
『きょうへいのと、…一緒にごしごししてほしい、』
「そっか、じゃあ一緒にやろうな」
と、脚を絡ませ
下から擦り上げ
裏がピッタリとくっつくようにまとめて持ってやると
また気持ちよさそうに息を漏らす
『はぁ、や、ぁあ、きょうへいのあつい、』
「お前のも熱いだろ?ピクピクしてるし」
『だってぇ、』
「ほら、一緒にごしごししような」
と、祈織の手を掴んでやり
一緒にできるように添えさせ
ゴシゴシとまとめて動かしていると
すぐにトロトロと先っぽから先走りが零れて
くちゅくちゅと音を鳴らす
『ぁっ、はぁあ、っ、』
「気持ちいいか?」
『ん、すきっ、ぁっ、きもちい、』
「そっか、もっと気持ちよくしような」
『ぁっ、おれ、なんで、?きょうへいだと、っひぁ、すぐ、いっちゃいそうになるぅ、』
「お前我慢苦手だもんな、ほら、裏側ぬちゅぬちゅしてて俺も気持ちよくなってる」
『きょ、へい、っきす、、きすすんの、っ』
「キス?」
と、体制を替え
覆いかぶさろうとするが
そのせいでより擦り付けられるのか
ぶるっと背中を震わせたのがわかる
『ん、っぁっ、はぁ、らめ、いっちゃっぁっ、きょうへい、なまえ、おれの、ぁぅ、はぁあ、っなまえ、』
「名前?祈織?」
名前呼んで欲しいのか?と
目を見て名前を呼んでやると
『ぁっ、や、っ、んんっ、』
ぴくぴくっとすぐに手の中で祈織の物が震えて
手にぴゅくりと液体が飛び出す
『ぁっ、はぁあ、っんん、きょ、へぃ、』
「気持ちいいな、祈織」
と、ほぼ飛んでいる祈織にキスを落として
そのまま少し擦り
俺のものもそのまま出して祈織の腹にかけてやると
イッたばかりの祈織には刺激が強かったようで
ふるふると体を震わせて
はぁはぁと息を乱す
潮とか出ちゃうかと思ったが
どうやら耐えたようで
息を切らして動けない祈織のおでこにもう一度だけキスを落とし
腹の上に出した物を拭いてやる
『はぁ、や、さわんないで、』
「触んなきゃ拭けないだろ」
『んんん、きもちよかった、』
「そっか、よかったな」
『きょうへいは?きもちよかった?』
「あぁ、気持ちよかったよ」
『そっか』
と、緩んだ顔で笑うのがかわいくて
頭を撫でてやると
すりすりとその手に頬擦りをしてくる祈織
こいつ本当にかわいいな。こんなんで大丈夫かな
『やっぱりおれ、きょうへいにこうしてもらうのがいちばんすき』
と、ぼーっという祈織の下半身を処理し
念の為もう一度おむつを履かせて
明日に備えて今日は寝る事にして俺もベッドに横になる
気持ちよかったのか
すっきりして疲れたのか
祈織は既にうとうとしていてほぼ目が開いていなかったが
少しだけ目が覚めてしまった俺は
手持ち無沙汰になり
祈織の頭をゆっくり撫でながら
ぼーっとその顔を見つめるが
なんだか、さっきまでの祈織の言葉が引っかかる
「…なんだ?」
なんだ?この違和感、
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