158 / 212
第158話
どちらかと言えばおねしょの頻度の方が気になるからおねしょ治す事ばかり考えていたが
仕事が俺の方が先に終わり、
祈織と一緒に帰ろうと待っている間、
暇だったからネットで調べたところ
おねしょを治すのは昼間のおもらしが無くなってからの方が順番的に正しいらしい
まぁネット情報だし実際に病院行ったわけじゃないからなんとも言えないが
たしかに昼間もおもらし無くなんねえからなぁ
1ヶ月ぐらいおもらししない時もあれば
体調とか機嫌とかで1週間で何度も漏らす時とかもある
まぁおもらしさせといてもいいんだけど
昼間はおむつ履きたがらないから心配ではある
俺と2人の時とかならいいんだけど
仕事中とかどうしようもないタイミングでおもらししてもかわいそうだしな
でも最近おもらし気持ちよくてわざとしちゃうからなぁ…
おもらしより気持ちいい事いっぱいしてやれば
おもらしに快感求めなくなるか?
「祈織、お前どこ触んのが1番気持ちいい?」
と、帰りの車で聞いてみる事にした
『ええ、なんだよ、急に。そんなの、』
「やっぱりちんぽ?先っぽ親指ですりすり触られんの好きだもんな?」
『…うん、すき、』
「どうやって触んの好き?あ、1人でやる時は床オナしてんだっけ、祈織」
『ち、ちが…たまに、だし、』
たまにか?
枕によくすりすりしてんじゃねえかな?
腰振るの好きそうだし
「中は?とろとろにして俺のでずぷずぷされると我慢できないだろ?」
『それもだけど…、』
「あー、あと乳首もなめられんのとか指で潰されんの好きだよな?」
乳首も弄ってやるとすぐビンビンにさせて
いっちゃうよな?
『そ、うだ、けど…なに?』
「他は?」
『…なに、他はって、』
「お前がどこ気持ちいいか教えて?」
『どこって、』
「耳とか首も好きだよな?息吹きかけたり舐めるといっつもビクビクしちゃうもんな?」
『それは、』
「それは好きじゃねえ?」
『…好きだけど、なぁ、もう、』
首筋舐めてやると声我慢できなくなってビクビクしちゃってんもんな、いつも
「あ、お前おしゃぶりも好きだよな?指ちゅぱちゅぱすんのも、俺の舐めて喉の奥ゴリゴリすんのも好きでいっちゃうよな?」
『だ!から、…なんだよ、それ』
「なぁ、教えて?好きだろ?口の中」
『す、き、だけど、』
「で、どれが1番気持ちいいの?」
全部気持ちよさそうだから
結局どれがおもらしより気持ちいいのか
思い当たらない
これは本人に聞いた方がいいな、と
信号待ちのタイミングで祈織の方を見ると
顔を赤くして下を向いていた
「どうした?」
まさかまた、具合悪くなったり…と、思ったのもつかの間
『なんだよ!きゅうに、そんな、はずかし、ぃ、こと…』
と、顔を真っ赤にし涙を溜めて睨んで来る
「…は?あ、なに?なんで怒ってんの」
『っ!だってきょうへいが、急に!車だから、我慢するしかできないのに、』
実際にいつもしてる事なのに
何をそんな恥ずかしがってんのか、と思ったが
「あー、悪い、想像しちゃったか?そういうつもりじゃなかったんだけど」
『なんでそんなつもりじゃねえんだよ!』
と、更に顔を赤くして怒ってしまう
「あ、勃っちゃった?ごめんごめん。帰ったら気持ちよくしてやるから」
と、頭を撫で信号が変わったタイミングで車を出すと
隣からぐすり、と鼻を啜る音
そういうつもりじゃなかったんだけどなー
想像しちゃったんだな
ぐすぐすと鼻をすすりながら
ちょっと大きくなってしまった
自分の中心を控えめにもにゅもにゅと触っていた
もう我慢も出来なくなってしまったようだ
『…なんで、そんな事聞いたの?』
「祈織がどれが気持ちいいのか知りたくて」
『…そんなん』
「なぁ、教えて。祈織が好きなの」
『…わかんねぇの、おれが、すきなの』
こしゅこしゅ、と手はもう上下に動いていて
焦れったいのかなんなのか
もうほぼ泣いていて中心を弄っていない方の腕で涙を拭う
「何泣いてんだよ。聞きたいだけだろ?教えてよ。お前が好きな所」
『泣いてねえもん、ん、っ、』
ずびっと、鼻を鳴らしながら言うから説得力なんてまるでない
「泣いてんじゃん。ごめんな、帰ったら気持ちよくするからもうちょい我慢して」
『…、うん、』
「俺はお前はどこ触っても気持ちよさそうだから、どこが1番好きなのか聞きたかっただけなんだけど?1番気持ちいい所触った方が祈織もいいだろ?」
ほら着いた、と
駐車しながら泣いてしまった祈織をあやす様に言葉を続ける
泣かせたかった訳じゃねえんだけどな
つかこいつもなんで泣いてんのか自分でわかってねえだろうな
『だか、ら!おれは、』
「うん、」
と、車のエンジンは切ったが
祈織の言葉を待とうとそのまま続きを促す
じ、と祈織の顔を見るが
自分でしこしこするのに夢中で多分車が止まったことにも気付いて無いのか
そのまま下を向いて手を動かしていた
『おまえに、…っ、ん、っぁぁ、っきょうへ、いに、さわられると、』
「俺が触ると?」
『ぜんぶ、わけわかんなくなるくらい、気持ちいいんだよ、』
「祈織、」
と、そこで何かが俺の中でもプチりと切れて
いや、さっきまで運転していたから
そこまで集中してなかっただけだ
祈織の事を見たら我慢できなくなって
ずっと下を向いたままだった祈織の顎を掴んで
俺の方を向かせ
唇を触れさせる
うん、泣いてるからしょっぱい
『んっ、きょ、』
「はぁ、祈織。早く部屋行こ」
『…うん、』
「泣き虫恥ずかしいから涙拭きな」
と、手で鼻水を拭いてやると
自分でも急いでぐしぐしと顔を拭う
『…ないて、ない』
「うそつけ」
『うそじゃねえもん、』
と、すぐに荷物を持って
泣いていたクセに嘘をついて車から降りた
はぁ、俺今日手加減出来ねえかも、と
最初の目的などすっかり忘れて
自分の余裕の無さに苦笑いしながら横にピッタリくっついてくる祈織の頭を撫でた
ともだちにシェアしよう!