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強く 抱きしめて 7
剛さんはゆっくり慣らすと、奥のほうに指を沈ませる。太い指が、奥深くにずぶずぶと入ってくる。
剛さんの指が、ボクの気持ちいい所を掠(かす)めながら、ゆっくりと動く。イキそうでイケないぎりぎりの快楽に、頭がおかしくなりそう。
「もう・・・もうダメぇ・・・」
「まだだよ」
耳元で剛さんの低い太い声が囁く。
それだけで、イキそうなくらい、お腹の奥のほうが熱くなって、軽い眩暈(めまい)がする。
指が増える。
剛さんの指が2本も入ってきて、奥までぐちゃぐちゃと犯される。お尻が上がって剛さんの指をもっと奥まで咥(くわ)えたくて、ねだるように腰を振ってしまう。
そんなボクの反応を見ながら、3本目が入ってくる。
ボクの奥深いところにまで指が入ってくる。
でも、それでも、もっともっと奥まで犯して欲しい。
「剛さん!もう、お願い・・・入れてぇ!」
「まだダメだって」
「もう十分だからっ!おかしくなる・・・早く早く、お願い!」
「しょうがないな」
いきなり指が引き抜かれて、剛さんは優しくボクの腕を自分の首から放すと、ボクの体を反転させて壁に手をつけるよう促(うなが)す。
ボクは震える手で必死で壁に手をつけて体を支える。
剛さんの大きな手が、ボクの腰を掴(つか)んで強く引き寄せて、ボクは反射的に体をくの字に曲げて、大きく息を吐いた。
剛さんの太くて長いものの先端が、入り口に当てられて。それだけで穴が期待してヒクヒクしているのがわかる。
ああ・・・早く早く、その太いの入れて欲しいっっ!!
思った瞬間、待ち焦(こ)がれた太いものがボクの穴を分け入ってくる。
ゆっくりと、ずぶずぶと入ってくる。
「ああ・・・剛さんっ!」
「千都星、可愛い」
剛さんはそう言うと、いきなり一気に根元までぶち込んできた。
眩暈がする。
一気に奥まで、一番奥まで突っ込まれて、引き抜かれて、また入れられて。
奥から入り口の方まで、一気に擦り上げられて。何度も何度もぐっちゃぐっちゃと音を立てて、犯される。
剛さんはわざとボクの前立腺の所を狙って、先端をゴリゴリと押し当てて擦り上げる。
そこ・・・ダメなの知ってて・・・ダメなのにぃぃぃ!!
「あああっっっ・・・好きぃ・・・剛さんっそこ、そこ好きぃ!!」
「ちとせ・・・・ちょっ・・締めすぎ・・!」
剛さんの腰が強く叩きつけられる度に、バスルームに音が響く。
締めすぎって言われても、よくわからなくない。
お腹の奥まで剛さんのが侵入(はい)り込んで、ごりゅごりゅに擦られて。
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