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純愛 8-1

 愛の無い性行為は今日も続く。  孝司はいつものように目隠しをされ、後腔には小型のローターが埋めこまれている。  自力で抜けないように、孝司の両手は仁科によって後ろ手に拘束されていた。孝司が身じろぐ度に手錠や足枷の鎖がジャラジャラと金属音を立てた。 「ひゃ……っあ、あん」  体内を蠢く玩具が前立腺を刺激する度に孝司は嬌声を上げ、孝司自身も過敏に反応する。しかしその根元は柔らかい紐で戒められ、射精を妨げていた。すっかり勃起し、パンパンに張りつめていた性器からは、我慢汁が滴り始めている。 「もう、イかせて……っ、あ……ぅんん」  孝司がベッドの上で悶えていると、途端に体内のローターが激しく動き始めた。 「やあああああ……っ!」  孝司はバタバタとベッドで身を捩り、苦しいほどの快楽に溺れた。 「ねだり方は教えたはずだろう?」  感情の伴わない仁科の声が遠くから聞こえる。 「いや……ぁ、ご、ごめんなさい! ごめんなさい、先生!」 「……いい子だ、啓一」  今にも張りつめそうな性器に仁科の手が添えられる。孝司自身を戒めている紐を解くと同時に、白濁が音を立てて飛び散った。 「はあ……っ、は……ぁ」  孝司はベッドに突っ伏した。慣れない玩具によってもたらされる刺激に、身体がついていかない。  仁科が玩具を使うようになったのは最近だ。その分、孝司に直接触れる回数がさらに減った。仁科が孝司に触れるのは目隠しをする時と玩具を挿入する時くらいである。  孝司は頭を振り目隠しを外した。軽い酸欠状態が続く。頭がぼーっとして身体を動かすのも億劫だが、どうしても仁科に触れたかった。

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