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弟の悦び4

 弟とはこれまで、本気で喧嘩をしたことがない。一人っ子だった俺に突然できた義弟だからこそ、仲良くしなければという思いが強かった。辰之のワガママにも、目をつぶってきた。だが今回ばかりは、そうはいかない。  辰之に本気で嫌われるため、徹底的に汚い男になってやる。そうすれば、きっとこの歪んだ恋愛感情も消えるはずだ。 「兄貴、荷物を持ってきたよ。あれ、保健の先生いないんだ?」  保健室の仕切りから顔を出した辰之は、ベッドに横たわる俺を見て首を傾げた。 「ああ、誰もいない。悪いが着替えを手伝ってくれ。まだ少しふらつくんだ」  ゆっくりと上半身を起こすと、辰之が慌てて手を添えて支えてくれた。その心配そうな瞳が、俺の胸をちくりと刺す。  ジャージの上を脱ぎ捨て、意味ありげな目で弟をじっと見つめた。 「兄貴……?」 「なぁ、辰之。しゃぶれよ」 「えっ……?」  脱いだジャージを弟の手に押しつけ、俺は低く続けた。 「お前とヤってから、オナニーもしてない。かなり溜まってるんだ」  弟の顔が一瞬で真っ青になった。信じられないという表情で俺の視線を振り切り、しゃがみ込んでジャージを鞄に詰め込み始める。 「兄貴……何言ってんだよ。ここ、学校だぞ……そんなこと、絶対ダメだって……」  声が震えている。動揺が丸わかりだった。それが妙に俺の嗜虐心を刺激する。 「鍵はかけた。誰も来ない。言っただろ、溜まってるって」 (……変な声が漏れたら職員室に丸聞こえかもしれないが、そんなことは言わない) 「でも……ここじゃ……」 「俺を好きなら、とっとと言うこと聞けよ! 早くしろ!!」  俺はベッドの端に腰を下ろし、ジャージのズボンと下着を一気に膝まで下ろした。すでに半勃起状態の肉棒が、弟の目の前にぶらりと飛び出す。血管が浮き、先端が少し濡れていた。  辰之は床に片膝をついたまま、固まってしまった。視線を逸らそうとするのを、俺は顎を掴んで無理やりこちらに向けさせた。 「見ろよ。さっきからずっと硬くなってる。お前が欲しがるから、こうなったんだろ?」「……兄貴、怖いよ……」  涙目で訴える弟の顔が、妙に可愛くて苛立つ。俺は片手で自分の肉棒を根元から握り、辰之の唇に先端を押しつけた。

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