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悔しげに喉を?
「俺にとっちゃ、あんたはさ……」
アスカはベッドの上で胡座をかき、男に向けて、確認するかのような強い口調で言葉を繋いだ。
「ちょいと親しい仕事仲間、んなもん、他人とおんなじ、だろ?」
男の方はというと、アスカが自宅から運び入れた机とセットの椅子をベッド脇に移動させ、そこに足を組んで座っていた。今日もまた、ファッション雑誌を見るような洒落たスーツ姿というのは言うまでもない。ライトグレーのスリーピーススーツに、それよりやや濃いストライプ柄のシャツを合わせ、無地のネクタイは藍色で、ポケットチーフも同色でまとめてある。そうした煌びやかさを保った状態で、そこはヴァンパイアというべきか、身じろぎ一つしないままに、爆睡するアスカを悠然と眺めていたのがわかる。
「……っ」
その様子を思うに、アスカの胸に小恥ずかしさが込み上げた。返答がすんなり聞けない苛立ちもあってだろう。思わず悔しげに喉を鳴らしてしまったのだった。
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