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極まりない代物だ?
「クソ庭師の野郎はさ」
アスカのその口調が晴れやかだったせいもあるのだろう。さすがに男も訝しんだようだ。微笑みを消して警戒するような眼差しで見返して来た。間抜け面を晒した上に、愚かな自分を恥じて頭をかかえていたのだ。当然の反応ではある。としても、それを気にする余裕がアスカにはなかった。へつらい気味に瞳を煌めかせて、話を続けた。
「迷路っう傍迷惑な生垣をよ、一晩で造りやがった、だろ?なら一晩でさ、元の可愛らしい庭に戻せるっうもんじゃね?それをあんたに頼みてぇ、のよ」
生垣迷路はクソ庭師の悲願と、そこを強調し、庭を一時的に貸しただけのことだと押し切る。そうすれば、今週末に来ない予定だった母親を思ってといった言い訳が引き立つ。あとはすぐに直させると約束し、ひたすら謝るのだ。これで針の筵の朝食も、多少は和やかになるだろう。実際、占いの仕事には迷惑極まりない代物だ。撤去以外に考え付かないアスカでもあった。
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