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第11話

結城視点 「暇になっちゃった。」  寮のベットにダイブする。  事件が発生したとかなんとかでいいんちょたちは出かけていってしまった。誰もいない風紀室にいるわけにもいかないのでこうして寮に帰ってきた。  服を着替える余力もなく、制服がしわくちゃになろうが気にしない。    ピロン  体と一緒にベットへダイブしたスマホから着信音がなる。  LINEを開くとみかさんだった。 『今から遊ばない?』  しばらく考えたあと、『いいよ』と打ち込んだ。  ゆっくりと重い体を起き上がらせる。  気持ち程度に制服のシワを伸ばす。  無断外出でいいか。最近は、どうしても委員長への罪悪感がでてしまう。 「あれ?どっかいくの?」 「でかける。」  相部屋の子が話しかけてきたのでそう答える。 「無断外出かよ。」 「まあね。」  相部屋の子はあまり俺に干渉してこないので助かる。  スマホと財布、最小限の荷物を持って部屋を出た。

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