結城視点 　気持ち悪い。 　怖くて震えていた体は今は痙攣している。 　体が精液でドロドロしていて気持ち悪い。 　口の中に入っている異物も気持ち悪い。 　「くっそ、やっぱ入んねえな。」 　やつらは先程から後ろの穴にちんこを入れようと指で穴を掻き混ぜていた。 　乱暴にやっているせいで切れて血が出ている。それでもお構いなしに続けている。 　「もっと咥えろって。」 　「んぐっ！」 　喉奥まで咥えさせられる。 　動けず、ただひたすらまさぐられている感触を感じていることしかできない。 　時々思い通りにいかないと殴ってくるので、所々がジンジンする。 　男は頭ごと掴むとイマラチオをされた。 　「ンッ、、ﾝﾝ」 　頭を揺さぶられ意識が朦朧としてくる。 　涙なのかなんなのか視界は何もはっきりと見えない。 　ぼうっとする中で、一人、頭の中で離れない人がいる。 　その人とシたかったと思う。 　こんな姿を一番見られたくない。 　けど一番会いたい。 　俺、その人のことが好きなんだと思った。 　 　助けて。 　心の中でそう叫んだ。 　ドカンっと少し遠くから物音が聞こえたと同時に、青い髪色が視界に入ってきた。 　はっきりとは見えない。はっきりとは見えないけど。 　俺が助けを求めた人だ。