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第43話※
ローションと一緒に取り出したコンドームをつけ、上からローションを垂らし、穴にあてがう。
「いれるよ?」
「うん。」
鈍い音はたてないものの、キツい中にゆっくりと入っていく。
キツいけど、追い出そうとはせず、むしろ絡みついてくる。
「あ、う、」
ほおを伝っている涙を拭い、目の下に口づけをする。
「大丈夫?」
「うん。続けて、ほしい 」
有無を言わさない眼差しに、再び進み始める。
「あっ!やっ、そこ!さっ、きの、」
ある一点を突くと、結城が打って変わって喘ぎ始めた。
きっと、さっき指でいじめた場所と同じところ。
衝撃を逃そうと口をパクパクとさせている。
「大丈夫?」
さらりと、結城の頭を撫でる。
「だいじよぶ、だけど、むりぃ!」
「ごめん、まだ半分しか入ってない。」
「え、嘘だ。」
結城が恐る恐る下を見る。俺の言ったことが本当だと確認した。生々しい光景に、結城はそこから視線を外せないでいる。
「ねえ、このまま一気に入れていい?」
少しSっ気がでた。
「無理、むりむりむり。」
「入れるよ。」
ばちゅん!
「ひあっ!」
結城の身体全体がのぞけ返った。
つま先もピンと立っている。
多分、感覚的に、入っていけないところまで入った。
「は、、あっ、、、」
結城のお腹を見ると精液が飛び散っていた。
いまので達したのか。
「かわい。」
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