44 / 173

第43話※

 ローションと一緒に取り出したコンドームをつけ、上からローションを垂らし、穴にあてがう。  「いれるよ?」  「うん。」  鈍い音はたてないものの、キツい中にゆっくりと入っていく。  キツいけど、追い出そうとはせず、むしろ絡みついてくる。  「あ、う、」  ほおを伝っている涙を拭い、目の下に口づけをする。  「大丈夫?」  「うん。続けて、ほしい 」  有無を言わさない眼差しに、再び進み始める。  「あっ!やっ、そこ!さっ、きの、」  ある一点を突くと、結城が打って変わって喘ぎ始めた。  きっと、さっき指でいじめた場所と同じところ。  衝撃を逃そうと口をパクパクとさせている。  「大丈夫?」  さらりと、結城の頭を撫でる。  「だいじよぶ、だけど、むりぃ!」  「ごめん、まだ半分しか入ってない。」  「え、嘘だ。」  結城が恐る恐る下を見る。俺の言ったことが本当だと確認した。生々しい光景に、結城はそこから視線を外せないでいる。  「ねえ、このまま一気に入れていい?」  少しSっ気がでた。  「無理、むりむりむり。」  「入れるよ。」  ばちゅん!  「ひあっ!」  結城の身体全体がのぞけ返った。  つま先もピンと立っている。  多分、感覚的に、入っていけないところまで入った。  「は、、あっ、、、」  結城のお腹を見ると精液が飛び散っていた。  いまので達したのか。  「かわい。」

ともだちにシェアしよう!