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番外編:ルイもしたい終
「ルイ、のぼせちゃうよ?」
「んーん、まだここにいたい…」
あの後俺がイったら行為を終了した。
睡魔に襲われていたルイをおぶって風呂へ連れて行き、洗ってあげた。
湯煎に浸かる頃にはルイはひと眠りを終え、
目を覚ましていた。
膝にルイを乗せ、後ろから抱きしめる形で密着する。
お風呂場は二人では狭いが、これも役職持ちの特権だ。
普通の生徒は、大浴場か、個室風呂の順番待ちをしなければいけない。
「んー、くすぐったい」
今は背中にキスをしても笑って返される。さっきまではキスの一つ一つに喘いでいたのに。
なにかルイの中でスイッチがあるのだろうか。
ルイの背中に今度は強くキスをする。
「ん!いたっ、圭太、何したの?」
「んー?キスしただけだよ?」
ほんとはキスマークをつけたんだけど。
この位置じゃ、鏡でも確認することができないだろう。
「ルイ!でるよ。一緒に寝よ。」
「はーい」
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