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ルイとデート 2
ルイに連れられて、街を歩く。
「たしか、こっち!」
今日はルイがデートを計画してくれたらしい。
ルイがスマホのマップを見ながら歩いていく。
「あ、こら!」
信号に気づかずに進もうとしているルイの腕を掴んで引き寄せる。
「危ないよ」
「ご、ごめん!」
慌てて手を振り払われたが、手を掴む。
「手、繋いでよ。どこ行くの?」
手の掴み方を変え、手を繋ぐ。
「あ、ここ」
やっとルイがスマホの画面を見せてくれる。
「あと少しだね」
「だから、手繋がなくても大丈夫。」
「だーめ。はぐれないように。ね?」
「んー…」
不服そうな顔をルイはする。
「じゃあ、これだったら良いよ!」
そう言ってルイの手が上に来るように繋ぎなおされる。
ルイのプライドからか、何からか。
「…いいよ。」
クスッと笑って頷く。
ルイは満足して再び歩き出す。
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