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名前 4※
なんの躊躇いもなく、結城は俺のスラックスとパンツを脱がす。
「へへ、勃ってる」
俺が勃っているのが嬉しいのか、えへへと笑みをこぼす。
指で俺のちんこを根元から先まで撫でると口で咥えた。
「っ!」
驚いている俺をみて、結城は器用に目だけで笑う。
両手でちんこを持ち直して、口で舌で弱いところを攻めてくる。
「ん……はっ…」
俺が反応を示せば示すほど、弱いところを理解されて、さらに攻めてくる。
「あっ…」
でそうと思い、顔を顰めた途端、股間の生ぬるさがなくなった。
「へ?」
すんでのところで、止められて、思わず声がでる。
「おねだり、してほしい"だけ"だよね?」
俺の股間から顔を覗かせ、上目遣いにそう言う。
やり返された。
結城の頭を鷲掴んで乱暴に撫でる。
「へへ、」
それでも結城は嬉しそうだ。
十分に撫でた後、顔を合わせる。
「ヤろ」
別に可愛く言ったわけでも、仕草が可愛いわけでも無い。
でもその二文字は、どのおねだりよりもぐっときた。
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