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入院……そして(2)

「順調ですか?今から監視装置を付けますねー。」 一時間監視装置を付けられて、いい陣痛がきてるのを確認し、6時になり診察室へ向かい、医院長の内診を受けた。 「北條さーん、いい陣痛きてるみたいだねー、子宮口は……まだ固いかなーどうしよう、ラミナリア入れようか。陣痛だけ痛くてもねー」 医院長は独り言っぽく言い放つと、俺の子宮口に何やら処置を始めた。 ……………… 10分間隔のまま、進まず。 正午。 陣痛はきてるんだけど。 きっちり10分間隔。 子宮口がひらかない。 ひー。 正午を過ぎると恐ろしい事に10分間隔できていた陣痛が間延びしだした。やばい。 男性の飾りにもならないような乳首をいじって陣痛を促す。 それでも効果がないのを見た悠斗(はると)くんがあまりの痛さに萎縮してる俺の小さなモノを、少しでも気持ちが良くなるように優しく包んで扱いてくれる。 俺が乳首を弄る手より、悠斗(はると)くんの手淫が陣痛を誘発してくれたようで、10分間隔の陣痛に戻り、ラミナリアのチカラもあってか頑なだった子宮口も、次第に柔らかくひらきだしたようだ。 差し込んであったラミナリアは自然と抜け落ちていた。 一時間毎に来てくれるスタッフさんが内診してくれると15時の時点で子宮口5cm……まだあと半分! ふぅん……ふぅん、んんんっ! はぁっ!……ふぅぅぅぅぅっ! 「ダメだよー息んじゃってるってば、それ。ほら、ふーううん。ふーううん。だよー。」

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