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第9話 蓮の初体験2
背の違いが、こんなにもどかしく感じたことはなかった。
レンとくっつきたい、息を合わせたい、肌を合わせたい。
ベッドに腰掛け、レンを引き寄せる。今度はレンの顔が高くて見上げる。
そのまま後ろに倒れ、するとレンの顔と同じ高さになった。
言葉を出すより、レンの体が欲しかった。
舌を絡める。目を閉じると、想像でも頭の中でも舌を絡めている。
腰を押し付け、レンの脚も俺の脚で挟む。
これだけでも至福の時が感じているのだが、レンはそれ以上のモノを望んでるらしい。これ以上は、俺の未知の領域なんで、レンがリードしてくれてる。俺にこうしてと囁いてるんだけど、それはここではカットしたほうがいい?
ベッドに寝っ転がりながら、着ているもの全部脱ぎ捨てる。つられて俺も同じように服を全部床に投げ捨てる。
お互い素っ裸になったことを確認したところで、気持ち再燃、キスから続きをプレイ。
不思議と恥ずかしさというものは感じなく、むしろレンの体温を感じたい、とさえ思った。
レンが俺の上に乗り、脚を俺の股に割り込んで拡げる。
股間の隙間を埋めたく弄ってるような動きに気を取られる。その気をやるほど、隙間が広がっていく。
レンの腰に手を当て、その隙間を埋めようと、小さな腰を力いっぱい引き寄せる。
レンの冷たい手のひらが俺の腕、肩、胸、脇、腰と、ゆっくり滑っていく。
レンが俺の顎や首筋を舐めている頃から、顔が少しずつ下がっていくのを感じた。俺の手がレンの背中を伝って、ふさっとしたレンの頭をそっと包む。
そのレンの舌が俺の敏感なところをなぞっていく。首から喉の下を通り、胸骨、乳首、脇、横腹、へそ、そしてそのまま下へ。
舌の先をチロチロと転がしたり、舌全面で強く舐めあげたり、俺のゾクゾクするポイントを次々と宛てて、ただただ見ているだけしか無かったのだが、その姿が愛おしく感じている。
そして隆起している地帯に顔を移したあたりから、レンの顔全体で俺の陰部を撫でているようで、顔全体で俺を感じているようにも見える。
時折熱い息を肌に当て、レンの体温の一部を伝えている。
頭であまり見えないが、レンの舌が俺のチンポに到達したようで、時々、そしてしっかりと、ヌメッとした感触が俺にも感じられるようになった。
レンの頭を包む手に、力がちょっと強くなる。
その様子を見たくて、俺は顔を少し下を向く。
俺は右手を頭から放し、チンポの横に手を添えた。レンの手が、その手に重ねてきた。
チンポを横から加え、そこを俺の手で抑えるように顔に寄せる。俺の手がレンの顔にあてられた。チンポが俺達の肉で包まれる。
その顔が上下にスライドし、チンポ全体を舐めあげていく。レンのより熱い体温が感じてくる。
その快感にたまらなく、股を閉じ、レンの体を挟む。体の隙間が埋まり、体温が伝わっていく。
レンの体が起き上がり、すぐ横にある小さなボトルを手に取った。
「それは?」
ここにきて初めて声を出した。
「ローション。ちょっと冷たいよ。」
その手に少し透明なジェルを出し、まずは俺のチンポに。
「おぉっ」
ホントだ。思った以上に冷たかった。初めだけ。すぐに俺の熱で同じ温度になった。
そしてレンが、自分のお尻の奥に、同じジェルを塗り込んでいるらしい。んっ、んっという吐息が聞こえる。
パチンとボトルのフタを閉じると、レンの行動開始。俺の腹の上に乗っかっていた腰を少し浮かせて、俺の股間の上に移動した。
俺のチンポを手にとって、向きを真上に固定。
レンのお尻の間に、その先端を当て、割れ目の間を前後させる。
それが少しずつ腰を落としていく。
ある一点のところで前後の動きを止めた。
この間、俺とレンはずっと見つめ合っている。ふふっと微笑んで、ここでふーと息を吐いた。
クチュ、プチュっと音が鳴っている。
レンの腰が少しずつ下がっていく。
俺のチンポが、レンの熱い体の中に入っていく。
この先っぽの圧迫感。さっきのしゃぶられた時と違う、全体を包むような侵入感。
顔の表情がちょっと強張って、またすぐ戻り、また強張る。
俺のを持つ手を離し、両手が俺の胸に宛てられた。俺の手はその腰に当てる。
レンの体は、後ろにのけぞる。レンの体の奥までむにゅーっと入っていく。
「全部入ったよ。大っきぃ…。」
その上体が今度は前かがみに俺に迫ってきて、胸と胸を合わせるまで下がって、腕が俺の体を抱きしめる。俺も背中と腰を回してぎゅっとした。
「すげぇ…。こんなの、初めてだ。」
「あ、蓮は初めてだもんね。ごめん、ちょっとこのままじっとしてていい?」
「もちろんだ。ちょっと動いたら、出ちゃうよ。」
俺のチンポは、さっきからビクビク震えているのだ。昨日から出してないから、じっと我慢しているところだ。
「うれしい…。僕も、蓮と一緒になれて。」
レンの吐息が少し落ち着いてきた。ゆっくり顔を上げて、俺の顔を覗き込み、口を少し開ける。
俺も顔を寄せて、その開いたところに舌を伸ばす。
レンがその舌を唇で挟む時、チンポが体の中でニュルンと動いた。
「あっ」
どくん、どくん、どくん。
体は動かしていないが、俺の股間から熱い液が飛び出し、レンの中に注ぎ込んだ。
「あ、…あ、きてるぅ…」
レンの体も震え、お尻に力が入る。ギューッとチンポを絞る。抜けないようにスイッチが入ったような締め付け方だった。
そのままの体勢から、レンは上体を起こし、腰を動かしてきた。
さっき出したのが滑りをよくしているみたいで、途中からクチュクチュ音を立てていた。
ベッドのスプリングの弾力にリズムを合わせて上下に、
回転して先っぽに刺激を与え、
前後に動かすと長いストロークをスライドする。
腰の動きがバリエーション多彩に細かく大きく動いている。
手を腰に宛てたり胸を弄ったりして、レンの気持ちも高ぶらせたいと思う。
レンの小さいペニスもピンと起っていて、腰の動きにぷるぷる震えている。
いま気がついたけど、レンは毛を剃っているのか、つるつるだった。そのすべすべしている肌をそっとなぞっていくと、レンも手を添えてくれる。
レンの小さな体をベッドにうつ伏せにすると、さっきまで入っていたお尻の穴を拡げて見せてくれた。俺はその穴めがけて、チンポの先を宛てた。腰を進めて先端を入れたら、そのままレンの体に覆いかぶさる。俺の脚でレンの下半身を挟み込み、右腕を体に回し、左手を頭にあて、完全に俺の体でレンの体を抑え込んだ。
そして腰だけ前後に動かしてみる。
「おっおっおぉぉぅぅ」
ベッドのきしみ音が、今日一番の大きな響きを上げている。
さっきのレンの腰の動きを思い出しながら、前後左右上下と動かしてみる。
「ほぉぁあぁ」
一番喘ぎ声が大きかったのは、腰を真下に落とした時のようだ。チンポが中に入る途中で上に押し上げられるような、曲がっていく途中がいいらしい。
「これか、ここか。」
「あっ、あっ、あっ、はん、はっ」
レンのチンポも触ってやると、ヌルヌルになっていた。そっと包み込んでやると、ヌルヌルがまた出てきていた。
「あぁあん、ああっ、はあっ」
俺も今日は何度中に出したか忘れるくらいだが、またきている。
「また出る、出る、出る、出すぞ」
「うん、来て、来てぇ、来てぇ」
ドスドスドスと腰を落とし、今日一番の放出を、体全体でレンの腰に目がける。
「おおおぉぉお、イクイクイク」
「はああぁぁぁぁ」
ドッックン、ドクドク、ドクドク…
「はあぁぁ、ぁぁぁ」
体がビクビクしている。
レンの顔を、横に向かせる。口が開いてるところに、俺は舌を突っ込んだ。
レンは俺の舌を唇でキュッと挟んだ。
俺の腰がビクンっと震えた。ドクンとまた中に出た。
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