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第19話 別:レンの旅行2 ※R18、SM少々

 その参加者たちは、3台の車に便乗して、やってきた。 以前の参加者、今回誘われてきた者、それらが山の中の草原のスペースに集まり、準備をしている。 「来るんですよね?本当ですね?」 目が血走っている数人が、声をかけてきた。30代だろうか、体力はありそうだ。 「ああ、あと10分もかからないだろうな。もう少しだな。」 「やぐらは出来ましたよ。SMの吊りだったら、あの規模で充分ですよ。」 高さ3mほどの、足場を含んだ鉄骨仕上げの吊り設備。チェーンやロープが上から下がっている。 「おぉ、ありがとう。そうそう、こんな感じだ。」 「これでレンくんを吊るして犯すんですね。」 「そうだ。吊るして、逃げられないように、な。」 男たちは、股間のいきり立ったモノを、時折さすっていた。  レンたちが乗っている車が、山間の細い獣道を伝って、草むらをかき分けていく。 「よく道覚えてますねえ」 「この夏、よく来たからねえ。」 するとぽっかりと広い空間が現れた。キャンプが出来て駐車場も確保できる程度の、でもかなり広い草原が。もう先に車が停まって、やぐらもスタンバイ出来ている。 「あそこだ。じゃあレンくん、この薬を飲んで。」 「ん?なんですか?」 「精力剤さw。」 そう渡された青い小さい粒を、はちみつレモンでごくっと飲んだ。  快晴で昼前に着いたので、上着はもう必要ないくらいに、気温が上がっていた。場所柄、風もあまり吹き込んでこないところだったから、かもしれない。 大人たちがもういろいろ準備をしていたようだ。そこへ全裸で赤い縄で亀甲縛り姿のレンが現れて、歓声が上がった。 「おぉー、レンくんだ。久しぶりだなあ。」 「こんにちは。今日はよろしくおねがいします。」 「えっと、この子かい?犯していいっていうのは?」 「この子に会うのは初めてでしたね。そうです、この子です。自由に扱ってください。この子も解っていますので。」 「じゃ、今日の初参加の方だ。レンくん。」 「よろしくおねがいします。」 と、手を伸ばし、握手をして、ぎゅっと抱き合った。男はびっくりしつつ、手を尻に回して弄っていた。そして次の人、そして次の人と、同じように抱きついていった。 主催者が、100円ショップで売られている霧吹きを差し出した。 「レンくん、体にこれを吹きかけるよ。ちょっとこっち来て。」 4本ほどある霧吹きを、レンの体中に吹きかける。ふわっとレモンの香りが漂う。 「今日は汗も描くだろうし、他にもいろいろ掛けられるだろうから、始めにいい匂いを付けておくよ。」 「あぁ、ありがとうございます。」 「なんだい?今日はやけに丁寧じゃないか?」 「当然だろ?これだけの参加者がいるんだ。サービスは当たり前じゃないかw。他の人も、レンが気になったら、このレモンスプレーを掛けてやってくれ。」 レンの小さい白い体から、柑橘の香りが漂い、汗に馴染んてきた。  お昼ご飯が、キャンプ形式で、焚き火を炊いて、ご飯とか焼き肉とかカレーとかを作って、ワイワイ談笑しながら楽しんでいる。 「あ、じゃあ、そろそろ交代しましょうか。」 「お、それじゃ、ちょっと待っててくださいね。お、おぅ、いく、いく、おぉぉっ」 びゅっ、びゅっと、レンの中に射精する。レンは中出しされるところを、頭を上げてじっと見つめていた。最後まで出し切って体の中に入っているのを確認するように。 「…ぁ、ぁぁあぁ、はぁ…」 「…ふぅ〜。じゃ、交代で。」 ぷちゅっと音が鳴って、レンから引き抜かれたモノを、ささっと拭いて、その手をレンの尻でぬぐった。 「はい。じゃ、レンくん、はじめまして。どれ〜?」 と、レンのアナルから、先程の中出しされた精液がだらしなく垂れ出ている。その精液を拭い取り、男の奮い立ったモノに塗り込み、その垂れている穴に宛てた。 「ぁ…」 その草原の中央に、鉄骨のやぐらから数本のロープを垂らしていて、そこにフックを取り付けている。 そのフックを、レンに巻き付いている縄にひっかけて、体が宙に浮かんでいる状態だ。腕は真上に伸ばして固定、脚は大きく横に開いて、中央の穴を晒している。 男たちは仁王立ちのままに、腰を進めると、自然とその穴に導かれ、ブランコの振りで勝手にピストン運動するように動く。 「は、ぁぁあ、はぁん」 手も触ってないのに、自重でメリメリッと、穴の中に埋め込まれていく男の巨根に、レンは苦痛の顔を表す。 「なんもしてないのに、勝手に入ってくな。初めて会うヤツのチンポは美味しいかぁ?」 穴が精液などのヌルヌルした粘液にまみれて、急にヌリュンッと根本まで入ってしまう。 「は、あ、あんんっ…はい、大好きですぅ、ぅぅうっ」 男は、脚を掴み、腰を深く押し付け、レンの内蔵に押し込める。圧迫される感じをレンは苦渋の言葉を吐いて答えた。 「うっ、…ぉ、ぉぅう」 手足も腰も自由の利かないレンは、筋肉の収縮だけでよじったりしているが、男がレンの腰を掴もうと、手をつけた。  その様子を、周りが十数名の大人が(すでに全員が裸になっているが)、にこやかな顔をしながら眺めている。数人はスマホを持って動画やら写真やら撮っている。 それとは別に、すでに数台のカメラが、レンを中心に撮影されている。 「今回はまた、ずいぶん大掛かりですねえ。」 「今までも、動画は撮ってたんだよな。たまにネットに出したりしていたんだけど。」 「あぁ、見せてもらいました。いくつか。それで問い合わせして、お誘いを受けて、参加してきたんです。」 「今回は、まあ、アレだ。先週に、ちょっとトラブルがあってなあ。セックスも途中で終わっちゃったんだ。それで、ケジメをつけるじゃないけど、やり直し会ということで、な。」 「それで、連休に合わせて、集まれる人を集めて、いい思い出を作ってみようじゃないか、ということで。」 「この場所も、キャンプ場として整備していた土地だったんだよ。それを安く買うことが出来たんで。だから近所の人もいないし、誰も来ないから、大声出しても大丈夫。そっちの奥には小川も流れてるので、水浴びも出来る。」 「今回の参加者には、動画とDVDにして送ることになってますから。記念になりますよ。あぁ、もちろん、要らないという方には送ってませんよ。」 「あの、でも、あの子はいいんですか?」 「あぁ、大丈夫。本人の了承ももらってるし、もう何度も同じことをやってるから。」 いいんですか?の意味とその返答を、いろんな意味に解釈し、参加者は暗黙に了承した。 チラッとレンくんの方を見てみる。男が激しく腰を打ち付けている様子が見て取れた。レンくんの声がだんだん大きくなってくる。 「はあーっ、はあーっ、あぁーあー」 可愛らしい声が、山に反射して山びことして、辺りに響いていた。  レンの体位を変え、背中を天に向けて、カエルのように脚を畳み、お尻を突き出した格好で、宙に浮かせている。 バックから男が腰を掴み、顔の前に男が立って頭を掴んで、上下から串刺し状態になっている。 カメラは、前後の男の股下からレンの体を映していく。結合部からボタボタと液体が垂れ落ちている。そのアナルはもうガバガバになって緩んで広がっている。隙間が出来て、中に溜まった精液がじわじわ滲み出てきている。 時々、レモンの霧吹きを掛け、爽やかな空気の中でセックスに励んでいる。 日が暮れかかっているこの3人の体には、じわっと汗が滲んで、体が光っている。 他の男たちも、誰も服を着ようと思っていない。 9月の連休は、まだまだ暑い。 それにどうせ何度もセックスすることを考えると、いちいち服のことなど気にしていられない。 なにせ参加者は十数人、犯されるのはレンひとり。ちょっと休めば性欲も回復するので、セックスがエンドレス状態で延々と続いている。 レンも体力が持たないので、吊らされているロープに体を預けているだけで、男たちの支えがなければうなだれるだけだ。もっとも、男たちはそんなこと構っていないが。 「は、は、ぁ、お、ぉ、お、あ」 レンの声も、唇が閉まらなく開けっ放しで、ただ呼吸するだけの音しか鳴っていない。 レンが乗ってきた1台目の車の中では、カメラの充電と、メディアの交換、動画のデータをパソコンにコピーするという作業が繰り返されている。 先に会場入りした車の片方は、疲れた男たちの仮眠の場になっていた。夜通しヤルと豪語する人もいたくらいなので、終わる時間は無いだろう。 頭を抑えていた男が精液を出し終えると、その場でしゃがみ、レンの顔をじっと見つめた。よだれや涙でぐっしょり濡れているレンの可愛い顔を、男はにやっと笑うと、舌でくまなく舐め上げた。そして濃厚に唇を重ね、強く強く吸った。レンの口に力が入らず、すぐに息が漏れてしまった。その様子も、しっかりとカメラに収められた。

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