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何度も出したナカは泡立ち、突くたびに音が響いて。
「っあー、また出る……ッ」
「…ッ、ぁあ…!ッ…ンっ…ぁ、へぁ……」
「嬉しそうなカオしてんじゃねーよ、」
ひっ、ひっ…と眉根を寄せて顔を歪め泣きながらもナカは離そうとせず締め付けて、
やめて欲しいのかなんなのか、たまにこちらをトロンとした目で見つめてくる。
ソファを掴み、足はぴんと宙を蹴り。引き攣る手足に浮かぶ血管から、辛いのがよく分かる。
「ったく…すっかりトロ顔んなってよー、」
「…ぁ…やぁぁ…ぁ…っ、も……ゃあ……ッ」
「んな締めんなって、ほら、」
「ひっ……ひぃ…ッ、…んっ…ンーー…ッ!」
何度か達してもまた硬くなっているソコをひねってやると歯を食いしばりながら軽くイって。
やめて…と泣く割に、ナカは嬉しそうにひくつく。
「すっかり開発されてんなー」
「ッ…も、やだ…ッへん…、なっちゃ…っ」
「…んー?…じゃああとちょっとだけ…ね?」
「ぅっ……ぐす…っ、ぅ……は、ぁぅ…ッ…」
労うように頭を撫でてやると、ぐずぐずに泣きながらも「うー…っ」と手に擦りついてきて、
ぼんやり、猫みたいだなと思った。
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