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「いい訳ねぇだろ。さっさと自分の部屋帰れ、……っておい国、ベッドに入るなっ潜り込むんじゃねぇ!」 「分かった分かった~、漢の小言は朝聞くから、ほなお休み~」 「俺で暖を取るな、そして寝るな」 「ぬくくて、ええわぁ」 コイツはっ 俺の気持ちも知らねぇで寝やがって! 好きな相手が同じベッドでしかもすぐ隣で寝てて、ムラムラしない訳がない (襲ってもいいのかよ!!) 狭いベッドにちゃっかり自分の場所を確保した国を見て、ため息が零れる コイツの自己中は分かり切ってはいるが、それでも憎めないのは… くそっ 幸せそうな顔して…可愛いッ 惚れた弱みだと思う だけど俺と国は友達 しかも男同士 さらに言えばコイツは女が大好きで 俺はいまだかつて女を好きになった事がなくって 国は俺の気持ちなんてモノはまったく持って知る訳が無… 「漢、まだ起きてんか?」 「ッ!!ど、どうした国?」 「明日の授業さぁ、漢は何時限目からや?」 「明日は……二時限目、だな。それがどうしたか?」 「あーーそれやったらマジ良かったわ! 俺、朝一授業やから間に合う様に起こしてな~」 ん? 二時限目って俺言ったよな? で、お前は朝から……? ゆっくり寝てていい相手に、なぜ朝一の授業に出るお前を起こさないといけない? この空気の読めなさにイラッと来て 「国……やっぱお前出てけ」 「あだっ!!」 ベッドから突き落としていた

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