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第24話

a memory from summer no.17 職場編 その10 え? と教頭先生が見ている先、バスローブの隙間から覗く膝の奥、太ももの内側が見えている事に気が付いた俺が、前を合わせ直すと、教頭先生はゆっくりと立ち上がり、明後日の方を眺めながら明日の講習の内容の話をし始めた。 見られたかもの内股あたりのムズムズが這い上がってきて、 なるべく気にせず平静に話をするように努力したけど、緩く反応し始めたブリーフの中の存在が気になって、カクカクと頷いてばかりの俺。 教頭先生の方も同じ話を何度も喋って、 お互いに意識しちゃってるし、ギクシャクしてる。 そうこうしてる間に ルームサービスのワゴンがやってきた。 俺の頼んだうどんと教頭先生が頼んだらしい 鰻重。 鰻重をしげしげと見た俺に、 「 いや、違うから、誤解だから、 精力つけるつもりなんがじゃないから 」 と急にオタオタし始めた教頭先生に、 俺は盛大に噴き出した。 大笑いついでに、このスイートルームの事を尋ねた俺に、 このホテル大改装中迷惑おかけしてという事で、部屋のランクアップしてくれるっていうから、お願いしたら空いてるのがスイートだった。となんて事はないホテル側の都合だったという事を一生懸命説明する教頭先生だった。 可愛いと、思っちゃ全くおかしいんだけど、なんか、教頭先生は可愛い。

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